11月20日、第8回女性部短期大学「太巻き寿司講習会」が白子町健康づくりセンターで開講されました。
千葉の郷土料理を代表するものとして「太巻き寿司」があります。お祭りやお正月など、人が集うときのごちそうとして大切にされてきました。「房総巻き」、「房総太巻き寿司」、「飾巻き寿司」、「花寿司」、「祭りずし」とも呼ばれています。
歴史は寛政12年頃に遡り、米の名産地と海苔の名産地と大きな漁場がある事から発達し、冠婚葬祭などのご馳走などとして食べられてきました。作る絵柄によって使用する材料が違い、同じ絵柄でも作る人により食材や巻き方が様々です。
今回は「さざんかとばら」 の2種類に挑戦しました。女性部役員の吉野さんを講師にして、巻き方の手順の指導を受けました。巻きあがったお寿司を切った時は、「オー」と皆さんから大きな歓声が上がりました。
「何でも手軽にお店で買える時代ですが、子ども達に引き継いでいきたいなと感じました。」と講習後、受講生は話してくださいました。和やかで温かい気持ちになる講習会でした。
← 前の記事 | 記事一覧 | 次の記事 → |