白子町剃金(そりがね)西地区に地産地消で「ソバ打ち」を楽しむ会があります。白子地区でも、遊休農地が目立つようになり、なにか活用して年配者がみんなで楽しめるものはないかと千葉県の在来品種のソバ「野呂在来」を栽培することにしました。メンバーは安井久純(やすい ひさずみ)さんを会長に、60代~70代の男性16名です。
今年9月、4反の圃場(ほじょう)に種蒔きをし、順調に発芽。10月満開の白いそばの花が圃場を飾り、ミツバチ等の訪花昆虫が大活躍!今年もみごとにたくさんのそばの実が結実しました。11月の刈取りを終えると、昨年の2倍の440㎏の大豊作となりました。
収穫したそばは、ビニールハウス内で天日乾燥させ、そば粉にしていよいよ12月2日、剃金西地区公民館で「そば打ち会」を楽しみました。一番の楽しみは、「そば打ちと打ちたてをみんなでわいわいと食べるひとときです。」と会員の方は話してくださいました。
食味のよい「野呂在来」は、現在自家消費がほとんどでなかなか口にする機会がないため、「まぼろしのそば」と言われているそうです。こちらで打ったそばは、白子町農産物直売所「ひまわり」でソバ粉800円/㎏が購入出来ます。
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