令和3年の米は、前年度から続く過剰な流通在庫に加え、コロナ禍による業務需要の低下などの影響でかつてない価格の低迷に加え、令和4年の米価も厳しいものが予想され生産資材等の価格高騰が進んでいます。
また、今後、組合員の営農意欲に及ぼす影響が多大であることを踏まえ、水田農業の生産意欲を維持し、JA利用していただいた組合員の営農を支援し、JA経営・事業の維持・拡大を図るため、JAとして幾ばくかでも後援できないか検討した結果によるものです。
もちろん、JAに出荷した主食米1俵に対し200円、予約分の水稲肥料1袋に対し100円という額が、組合員の皆様にとって十分でないことは認識しておりますが、一定の財務基盤を要求される金融機関として、精一杯の努力であることにつきご理解を賜りますようお願い申し上げます。
今後とも、組合員の皆様と二人三脚で今回の苦境を乗り越えていく所存でございますので、重ねてよろしくお願い申し上げます。
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