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JA長生トピックス

2012/10/16「身近な人のために」介護実技を学ぶ。

第6回女性部短期大学「介護教室」が9月19日に開講されました。
今回の講座内容は、「認知症サポーター養成研修」と「介護の実技演習」です。

●「認知症サポーター養成研修」●
JA千葉厚生連・介護事業部 畠淳子課長を講師に認知症を予防する工夫や健常者との違い、認知症の方との接し方などをDVDの事例を見ながら学びました。接し方のポイントは良い事例、悪い事例を比較検討。グループに分かれて話し合いをしました。
【認知症の方への接し方のポイント】
  1. 認知症の人のペースに合わせてあげましょう。
  2. 叱る・禁止する、説得するは逆効果。
  3. 一度に2つ以上のことは言わず、短い言葉で具体的に話しましょう。
  4. 認知症の人が出来ることまで手を出さないようにしましょう。
  5. 認知症の人の自尊心を大切に、気持ちの交流を大切に。
  6. 認知症の人の過去の記憶を大切にしましょう。

●実技演習●
JA長生福祉センターサービス提供責任者から実技指導を受けました。
オムツの種類、交換の手順や注意点を学び、ヘルパー・利用者の双方の役を体験しながらトライ。小さな力で人を動かせる「ボディメカニクス」「体位変換」など、実技体験をしました。

受講を終えた方からは、
「認知症は誰でもなる可能性のある病気です。他人ごととして無関心でいるのではなく、自分達の身近な問題として強く認識しておく必要があります。発病した方が身近にいたならば、サポーターとして少しでも応援したい気持ちになりました。」と感想をいただきました。

講義終了後、サポーターのしるし=オレンジリングが受講者全員に手渡されました。

JA長生の広報誌「ちょうせい」の福祉センター通信では、毎月身近で役立つ福祉に関する情報をご紹介しています。
広報誌「ちょうせい」は毎月1日に発行です。各支所、各事業所にもございますので、ぜひ一度お手に取ってご覧ください。

実技ボディメカニクス

実技演習

講師のJA千葉厚生連・介護事業部 畠淳子課長

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