ブックタイトル平成27年度 春肥料・水稲農薬ガイドブック

ページ
8/44

このページは guide_28 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

あなたの暮らしを応援するJA長生のサービスをご紹介いたします

種子消毒~育苗のポイント病害発生予防のために、播種後の温度管理・水管理には十分注意する。緑化期以降は徒長苗防止のためハウスの換気に努める。1.<種子消毒>の方法について※種子は消毒してありませんので、各自で必ず種籾消毒を行ないましょう。(1)目的:種子伝染性(バカ苗病・細菌病・いもち病)病害の、発生を防ぐために行ないます。バカ苗病もみ枯細菌病褐条病(2)種子消毒剤使用上の注意点1防除効果の高い薬剤の選定。(スターナ含有剤は「もみ枯細菌病」「褐条病」に対する薬剤体性が確認されたので使用を控える。)2消毒するときの水温は、約10℃が目安。3消毒時の種籾と薬液の容量比は1:1以上。4浸漬時間と希釈濃度は必ず守る。524時間浸漬後の陰干しと、その後の浸種3日間が重要。6種子消毒に使用した薬液は適切に処分する。(3)種子消毒剤及び使用方法1使用薬剤名「ヘルシードTフロアブル」200倍24時間浸漬ばか苗病などに効果を示す「ヘルシード」と、広範な病原菌に有効な「チウラム」との混合剤です。浸漬する時、よく揺するのがポイントです。また消毒後は風乾し水洗いせずに、浸種する。2使用方法(下表参照)水20リットルに対して、ヘルシードTフロアブル1本(100ml)を入れると、使用濃度の「200倍」です。薬剤の使用量と種籾量の目安希釈濃度種籾量4kg(1袋)10~12kg(2.5~3袋)20kg(5袋)40kg(10袋)200倍薬量水量40ml8リットル100ml(1本)2 0リットル200ml(2本)4 0リットル400ml(4本)8 0リットル6