ブックタイトル平成27年度 春肥料・水稲農薬ガイドブック

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概要

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2016ちばのコシヒカリ・ふさおとめ・ふさこがね栽培ごよみ~JA米は産地と消費者を結ぶ信頼のかけ橋です~栽培のポイント土づくり1.ガッチリとした丈夫な苗を作りましょう。2.1株当たりの植え付け本数は3~5本にしましょう。3.施肥量は適正にし、過繁茂を避け、倒伏を防ぎましょう。4.良質米生産のため、出穂前3週間から出穂後2週間は湛水管理し、落水は出穂後25日以降にしましょう。5.適期(帯緑色籾歩合15%)収穫を実施しましょう。目標収量と収量構成要素の目標(60株植/坪)壌土の場合目標収量穂数一穂籾数登熟歩合千粒重コシヒカリ:540/10a = 400本/m(22 2本/株)×80粒×80%×21.0gふさおとめ:570/10a = 470本/m(26 2本/株)×65粒×85%×22.0gふさこがね:600/10a = 400本/m(22 2本/株)×80粒×85%×22.5g育苗地力維持のため有機物(稲わら・完熟堆肥)等を施用し、深耕(作土層1 5)を実施しましょう。稲わら腐熟石灰チッソ10~15kg促進のためにわらゴールド30kgけい酸の補給で丈夫な体づくりリン酸補給で丈夫な根づくりケイカル100~200kg秋~冬期に施用する。農力アップ60kg秋~冬期に施用する。ようりん40~60砂質土に適する。苦土重焼りん20~40粘質土に適する。病害発生予防のために、播種後の温度管理・水管理には十分注意する。また、緑化期以降は徒長苗防止のためハウスの換気に努める。《種子消毒》※ヘルシードTフロアブル200倍24時間浸漬。浸漬処理する場合は薬液中で袋をよくゆする。(目安として種籾10kgに対し水20l)または7 . 5倍の塗沫処理(乾燥種もみ1kg当り希釈液30ml)。種子消毒に使用した薬液は河川や用排水路に捨てない。《用土消毒》合成培土3号20リットル(約20kg)に対し、細菌性苗立枯予防に、フタバロンA粉剤100gをていねいに混ぜ覆土に使用する。(覆土は1箱あたり1l)生例:コシヒカリ育ステージ病害虫防除雑草防除(散布最適期)3月4月5月6月7月8月9月上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下一発処理体系処種子消毒イネミズゾウムシアカスジカスミカメ用土消毒田植え~12日頃まで田植え後7~14日頃まで雑草の発生が多い水田代かき-7日多年生雑草がサキドリEW理中心の水田500ml(ヒエ+広葉)一年生雑草が中心の水田イネドロオイムシいもち病紋枯病稲こうじ病播元代田有終中最幼穂出か植効干高穂穂種肥きえ分止し分形肥期げげ成つつ期期期水管理深水浅水湛水管理クモヘリカメムシ葉色(カラースケール値)3~5本成虫育苗箱施薬剤殺虫・殺菌(いもち)混合剤空散除外・未実施地域推奨●ビルダープリンス粒剤●ブイゲットプリンス6粒剤いもち病紋枯病稲こうじ病カメムシ類(斑点米対策)4.0~4.5株当たり本数30本3.5~4.0注)各剤箱当たり50g使用幼虫いもち病田植え7日12日14日20日25日ナギナタ1キロ粒剤1kg(ヒエ+広葉)サラブレッドKAIフロアブル500ml(ヒエ+広葉)トップガンGT1キロ粒剤51バッチリ1キロ粒剤3.5殺虫剤●アドマイヤーCR箱粒剤●バリアード粒剤●ワンリード箱粒剤成虫1kg(ヒエ+広葉)1kg(ヒエ+広葉)稲こうじ病紋枯病※空散除外・未実施地域の使用●イモチエース粒剤(3 kg・収穫3 5日前・1回)(アミスター剤と同系統のため)●ラテラ粉剤D L(3~4 kg・14日前・3回)●モンガリット粒剤(3~4 kg・収穫4 5日前・2回)シリウスターボ1キロ粒剤1kg(ヒエ+広葉+藻類)500ml(ヒエ+多年生)幼虫●スタークル粒剤(3 kg・7日前・3回)圃場全体の5 0%出穂したら散布●キラップ粒剤(3 kg・14日前・2回)出穂10日前から出穂期に散布●スタークル豆つぶ(2 5 0 g・7日前・3回)出穂7日後から散布トップガンLフロアブル4.5マメットSM粒剤1kgアトトリ1キロ粒剤1kg落水22本刈取り※発生状況に応じて、いずれかの薬を散布。※カッコ内は使用基準を示す。防除のポイント稲わらすき込み●一発処理剤などの除草剤は使用基準のノビエの有効葉令(効果)と移植後日数(期限)内で、効果面を考慮して散布する。●除草剤の効果安定のために散布後7日間は水を切らさない。●藻類の発生がみられたらモゲトン粒剤(3 kg・4 5日前・3回)を散布する。●雑草の発生量抑制のために秋冬期の耕耘を実施する。また、多発生圃場ではラウンドアップマックスロード・タッチダウンI Qを散布し、秋防除を行う。※農薬散布時の飛散に注意しましょう。※農薬使用時には7日間落水、かけ流しはやめましょう。※施肥量、使用量は10a当たり。※薬剤の使用に当たってはラベルをよく読み、使用基準を厳守しましょう。2015年9月作成5