ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.489

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

JA長生施設野菜部会抑制トマト部は9月5日、JAグリーンウェーブ長生で査定会を開催しました。生産者、指定市場など約50人が出席しました。情勢報告、販売方針と出荷留意点の再確認をした後、出荷標準品の査定を行いました。色回りや割れなど、生産者は現品を手に取りながら関係者と協議しました。本年産も猛暑のなかでの栽培となったことに加え、台風9号による被害が一部で発生しました。例年以上に栽培管理に苦労を強いられる場抑制トマト査定会5 Vol.489JA職員と規格を確認する生産者トマトの選果について説明を受ける研修員面もありましたが、産地はそれに屈することなく消費者へおいしいトマトを届けるために取り組んでいます抑。制トマト部は、より安定した数量と品質の確保が出来る栽培技術の確立を図り、有利販売に取り組むことを申し合わせました。11月下旬までに24万ケース(1ケース4kg)の出荷を計画しています。現品を査定する生産者たちJA長生施設野菜部会抑制キュウリ部は9月12日、JAグリーンウェーブ長生で査定会を開催しました。生産者、指定市場など約30人が出席しました。査定会では、出荷留意点の確認、出荷標準品の査定などを行いました。出荷標準品の査定では、生産者はサンプルを手に取りながら、果形や曲がりなどの規格を確認しました。本年産は台風9号の影響で、若干施設の被害が発生しましたが、昨年に比べて日照と気温が確保できたので、作柄は順調に推移しています。抑制キュウリ部は出荷量の確保を一番の課題とし、樹勢の維持と病害虫防除の徹底、適期収穫に心掛けるよう申し合わせました。11月までに約1万5千ケース(1ケース5kg)の出荷を計画しています。抑制キュウリ査定会9月6日グリーンウェーブ長生に、コソボ共和国の研修員(政府職員)が視察に訪れました。これは「自治体職員(等研修受入)協力交流事業」の行政研修の一環として、農林水産業に関する研修を提供するもので、県内でも有数のトマト産地であるJA長生の産地状況や生産組織、グリーンウェーブ長生の選果体制について説明しました。グリーンウェーブ長生は、農家の出荷労力軽減と経営の合理化を図るために建設され、長生管内で園芸事業の核となる施設として平成7年から稼働しています。平成16年には更なる機能向上を目指した工事が行われ、非破壊内部品質センサーやトレーサビリティシステムなどを導入し、安全・安心な青果物の出荷に取り組んでいます。研修員は、トマトの種類、出荷の流れ、選果機のことなど、JA職員や長生農業事務所職員から熱心に聞いていました。その後はトマト生産者を訪問し、生産現場についても学びました。海外研修員グリーンウェーブ長生視察