ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.488

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

7 Vol .488  はたけの話地域で始めるイノシシ対策■イノシシの習性 イノシシは集落の耕作放棄地や森の周縁部に住みつき、1?4㎞四方の範囲を群れで行動します。基本的には夜行性ですが、最近では昼間の目撃例も多くなっています。雑食性で、様々なものを食べますが、一度作物の味を覚えると執着する性質があります。繁殖は通常年に一度、春に2?8頭の仔を出産し、2?3頭が育ちます。2歳から繁殖可能なため、増殖率は高く、5年後には10倍、10年後には130倍にもなると推定されています。■捕獲方法 「狩猟」確実性はありますが、ハンターの減少、安全性の問題等により、年々減少傾向にあります。 「ワナ」管理のしやすさや安全性の点で箱ワナが多く普及しています。しかし、狩猟と同様、狩猟免許が必要なことや、ワナの設置や捕獲後の殺処分など、大変な労力と経費がかかるので個人では難しく、集落ぐるみでの取り組みが必要です。■被害の防止 農地を囲う防護柵としては、簡易に設置・取外しができる電気柵や、ワイヤーメッシュ等の恒久柵があります。電気柵は恒久柵に比べると比較的安価に導入できますが、柵に雑草などが触れていると電気が流れなくなり、効果が発揮できなくなるため、こまめな草刈りが必要になります。また、ワイヤーメッシュ等を使った恒久柵では、ワイヤーが細いとイノシシに簡単に壊されてしまうため、線径6㎜ 以上のものを使います。さらに、掘り起こしによる持ち上げを防ぐため柵の下部を地面に埋めたり、飛び越え防止のため上部を外側に曲げるなどの対策をするとより効果が上がります。 荒地や藪などの物陰が多いとイノシシの隠れ家になり、周辺の田畑が被害に遭いやすくなります。柵の設置だけでなく、伐採や除草による、見通しの良い環境作りに努めることが大切です。また、エサとなる残渣などを放置しないことも重要です。お問い合せ JA長生 農産園芸部 担い手支援課 ℡0475-24-5114○農業無料職業紹介所とは 農作業のお手伝いをしていただける人がJA長生あぐり・アシストに援農求職者として登録します。(登録期間3年) 農家(求人者)と援農求職者が雇用条件(作業内容、時間や賃金)等を協議して決定してもらい農作業の仕事をするものです。JA長生では、農家の高齢化や規模拡大化による労働力不足を補うために農作業のお手伝いをしていただける方を無料で紹介する職業紹介事業を実施しています。○注意事項・お願い①作業内容:農作業全般(長生管内の農産物の、定植作業、管理作業、収穫作業、除草作業など      ※田んぼも含む)②期  間:雇用期間については生産者と協議③賃  金:生産者と協議決定(金額・支払い方法など)     ※生産者より援農者さんへ直接の支払いとなります。支払いに関しましてはJAは一切間に入りません。      尚、生産者には千葉県の最低賃金(817円/1時間)以上の支払いをお願いしています。①未経験者はもちろん、経験者でも各農家でやり方が違いますので、生産者に良く確認しながら作業を行って下さい。②作業内容は農業が基本となりますので、依頼が少ない時期があります。 定期性の仕事を希望される方は、ご希望に沿えない場合があります。③仕事の紹介の連絡は、求職票に沿って、曜日、時間帯、作業場所などの条件が合いそうな方からご連絡致します。 場合によっては紹介が無い方が生じる可能性があることをご了承下さい。④作業服、手袋、長靴、タオル、弁当、飲み物など必要なものについては、面接の時にお伝えします。 また、給料支払い時に、領収書、印鑑など必要な場合がありますので、その時は、援農者さん方で御準備下さい。⑤一旦、雇用が終了したら、お手数ですが、担い手支援課まで、ご連絡をお願いします。JA長生あぐり・アシスト農業無料職業紹介事業について○事業の流れ登録申込求職票記入JA長生あぐり・アシストへ求職票提出※この時、諸条件など詳細をお聞きします。JAが農家へ 面  接求職者の紹介求人者・援農者契約・仕事開始? ? ? ?○JA長生あぐり・アシスト農業無料職業紹介所システムJA長生あぐり・アシスト農業無料職業紹介所求職者雇用契約求人者求職申し込み求人申し込み紹介・あっせん