ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.488

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

Vol .488 6おいしいお米農業に従事される皆さまに知っておいていただきたい情報。長生農業事務所改良普及課インフォメーションみみよりあぐり情報?これからのスクミリンゴガイ対策? 本年度は、スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害が多く聞かれました。 その理由として、2点挙げられます。①前年度の冬季が比較的温暖、かつ降雨量が多く、田面が乾きにくかったため、越冬できた個体が多かった。②春先も気温が高く活動しやすい気象条件だった。 圃場での越冬個体を減少させることは被害低減に大きな役割を果たします。●スクミリンゴガイの特徴 そもそもスクミリンゴガイの特徴として、水が無い状態でも、フタをしめることで、半年以上生存可能なくらい乾燥に強い一方で、耐寒性があまり高くなく、マイナス3℃でほとんどの個体が死んでしまいます。そのため、田面を乾かし、寒さにさらすことで越冬個体を減少させることが出来ます。●対策1(収穫後の耕うん) 稲収穫後の耕うん(秋耕)には、稲わらをすき込むことによる、腐熟促進効果だけでなく、ロータリーの歯によりスクミリンゴガイの貝殻が傷つくことによる物理的な防除効果もあります。 防除効果を高めるには、耕うん深さ6㎝ 以上を低速で細かく砕土するのが重要になります。●対策2(石灰窒素の散布) 収穫後でも、圃場に水が貯められる圃場で、温度が15℃以上の時には石灰窒素の散布も効果的です。 具体的には、水田に3?4㎝程度水が張っている状態から、1?4日後に石灰窒素を20?30㎏ /10a散布し3?4日間放置します。ながいき新米フェア開催のご案内 毎年たくさんの方にお越しいただいている、ながいき新米フェアを開催します。 新米販売や年間予約のほか、地元農産物などを販売します。 ご家族、お友達お誘い合わせのうえ、ぜひご来場ください。皆さんのお越しをお待ちしています。昨年の様子日   時:9月10日? 9:00~13:00会   場:JA長生 本所お問い合せ:本所 生活購買部      ℡24-5115※詳しい内容はJA長生ホームページをご覧ください。