ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.485

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

7 Vol .485  お中元や贈答品として人気の「長生(ながいき)マスクメロン」を栽培する、JA長生施設野菜部会アールスメロン部は4月19日、全戸圃場(ほじょう)巡回を実施し、生育状況や交配時期を確認しました。今年は昨年に比べて日照時間が少なく、やや生育が遅れている傾向ですが、病害虫の発生も見られず生育は順調です。 生産者、関係機関など15人が参加し、約30戸の圃場を巡回しました。種苗メーカーは「各圃場これから交配を迎えるが、良質な雌花を咲かせて交配するよう管理に注意してもらいたい」と講評しました。巡回終了後は講習会を開催し、巡回の結果報告をふまえた今後の管理の注意点などをとれたて ニュース 白子町玉葱出荷組合と長生村露地野菜出荷組合は4月22日、JA白子支所でながいき葉玉ねぎ出荷反省会を開催し、組合員、市場関係者など約40人が出席しました。 本年は1月7日から出荷が始まりました。販売価格は出荷期間を通して大きな下落が無く、出荷数量は前年に比べて2割以上増え、販売面では良い成績を収めることが出来ました。しかし栽培面では、例年であれば寒波に悩まされますが本年の冬は暖かく、例年とは違う栽培管理が求められました。その年ごとの環境を見極め、冷静に対応出来るよう申し合わせました。 次年度もながいき葉玉ねぎの更なるブランド化を目指し、品質面の強化や市場との連携を密にした計画的な出荷、マスメディアの活用や販売促進などの消費宣伝に取り組み、葉玉ねぎのおいしさと豊富に含まれる栄養分について消費者へPRしていくことを確認しました。生産者間で共有しました。 長生マスクメロンは品質を追求するため、1本の樹に1つの実しか育てません。栽培は海岸地帯の水切りの良い砂質土壌を活かし、水管理に細心の注意を払うことでメロンの糖度と質を高めています。お中元商材ということもあり、6月下旬から7月中旬までの20日余りで出荷を終えます。本年は14万玉の出荷を予定しています。 ご注文などのお問い合せについては、19ページをご覧ください。アールスメロン部第1回全戸圃場巡回ながいき葉玉ねぎ出荷反省会 JA長生は4月11日、JAグリーンウェーブ長生で春トマトの立毛共進会を開催しました。審査員として県農林総合研究センター、長生農業事務所、行政、市場関係者、JA全農ちばが出席しました。 JA長生施設野菜部会春トマト部から選出された7圃場(ほじょう)を巡回し、「生育・着果・果形・収量・病害虫・管理・食味」の7項目を審査しました。合計点の高い順から最優秀賞、優秀賞、優良賞を決め、一宮町の森伊之助さんが最優秀賞に輝きました。 審査員からは「病気の発生で苦労した部分も見受けられたが、管理作業でしっかり持ち直していた」と講評がありました。また市場関係者は「出荷量も今後期待できるうえ、食味も糖度以上に美味しく感じた。味を最大のセールスポイントとして、今後有利販売を展開していく」と話しました。春トマト立毛共進会生育を確認するメロン部役員あいさつする片岡喜男組合長厳正な審査をする審査員