ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.484

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

次年度以降の被害を抑えるため、使用します(表参照)。してください。(5月末?)は粉剤または乳剤を布する場合は下記の表を参考に幼虫の加害が始まっている時期い、食害を防止します。薬剤を散侵入期(5月中?下旬)には粒剤、は浅水管理(水深4cm以下)を行の選択が必要であり、成虫の本田対策として、移植後2?3週間虫の成長段階に合わせた薬剤加害し欠株を起こします。引くことがあります。深水のところがあると集中的に温が低いと7月頃まで被害が長え間もない稚苗を好み、局所的にかけて発生し、低温性の害虫で気口部が大きいのが特徴です。田植真1、2)。5月中旬?6月下旬にタニシと比べると大型で、貝の開のかたまりのようにみえます(写南米原産の大型巻貝で、日本の幼虫は糞を背負っているので、泥●スクミリンゴガイ白いかすり状の食痕ができます。成虫・幼虫ともに葉を食害し、的な防除に努めましょう。(イネクビボソハムシ)対象となる害虫を確認して、効果●イネドロオイムシ田防除対策について紹介します。え初期に発生する主な害虫の本の破砕などを行いましょう。米作りの本番です。今回は、田植し、厳寒期のロータリー耕による貝田植えが終わると、これからが貝の捕殺や卵塊の水中への払い落水稲の初期害虫に対する本田防除みみよりおいしいお米あぐり情報長生農業事務所改良普及課インフォメーション知っておいていただきたい情報。農業に従事される皆さまに写真2イネドロオイムシの幼虫(農林総合研究センター病害虫防除課より提供)写真1イネドロオイムシの成虫(農林総合研究センター病害虫防除課より提供)散布すると効果的です(表参照)。の発生最盛期(5月中旬)に、薬剤虫には薬剤が効かないため、成虫生育不良を起こします。土中の幼って根を食害するため、一時的なます。ふ化した幼虫が土中にもぐ?6月下旬にかけて被害が発生し痕が残ります(写真3)。4月下旬食害し、幅1ミリ程度の線状の食成虫は葉脈と平行にかすり状に●イネミズゾウムシ表主な防除薬剤対象害虫薬剤名10a当り散布量使用時期/使用回数スクミリンゴガイイネドロオイムシ・イネミズゾウムシスクミノン1~4kg収穫60日前まで/2回以内パダン粒剤44kg収穫30日前まで/6回以内スクミハンター1~2kg収穫45日前まで/3回以内スクミンベイト32~4kg発生時/回数制限なしトレボン粒剤2~3kg収穫21日前まで/3回以内シクロパック粒剤パック10個(600g)収穫60日前まで/2回以内トレボン粉剤DL 3~4kg収穫7日前まで/3回以内MR.ジョーカー粉剤DL 3kg収穫7日前まで/2回以内1000~2000倍トレボン乳剤(イネミズゾウムシは2000倍)収穫14日前まで/3回以内/60~150リットル写真3イネミズゾウムシの成虫(農林総合研究センター病害虫防除課より提供)Vol.484 16