ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.482

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

9 Vol.482伝染病から家畜を守りましょう近年、豚流行性下痢(PED)や鳥インフルエンザなどの伝染病が多く発生しています。防疫体制を見直し、病原菌の侵入を防ぎましょう。■人・車両等による侵入の防止関係者以外の農場への立ち入りを制限します。農場の出入口を中心に消毒を行ないます。消毒は、消石灰等を使い、目に入ったり、吸い込まないように注意しながら散布します。畜舎出入口には、必ず踏込み槽を設置します。踏込み槽には、4%炭酸ナトリウム液が有効です。効果を保つために、汚れた場合はすぐ交換し、汚れていない場合でも定期的に薬材等を交換します。種類の違う消毒薬を混ぜると、効果が低下します。■野鳥・野生動物による侵入の防止野鳥、ネズミやタヌキ等の野生動物が病原菌を伝搬します。畜舎内への侵入を防ぐために、防鳥ネットや金網を設置します。設置後は、破損がないか定期的に確認を行います。また、ネズミの駆除を行い、出入り口を塞ぎ侵入を防ぎます。飼料タンク付近にこぼれた餌は、鳥や野生動物を近づける原因になりますので、適正に管理します。■一斉消毒の日千葉県では畜産農家とその関係者を対象に、毎月一日を「一斉消毒の日」と定めています。(一日が土日祝日の場合は、翌平日)。この日は、消毒の実施とともに、以下の7項目を自主的に実施して、チェックしてください。□1農場出入り車両の消毒確認□2農場内立入者の衣服交換確認□3農場入口の消石灰散布□4踏込み消毒槽点検□5畜舎消毒□6畜舎周囲の整理・清掃□7チェック表のチェックと家畜保健衛生所への送付817