ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.480

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

   豊作や家内安全の願いを   込めて 餅は、昔から日本人にとってお祝い事や特別な日に食べる物でした。新年を迎えるにあたり、餅をついて他の産物とともに歳神様にお供えをし、元旦にそのお供え物をお下がりとして頂くのが雑煮です。雑煮を食べるときには、旧年の収穫や無事に感謝し、新年の豊作や家内安全を祈ります。   お正月といえば「お雑煮」 雑煮は一年の無事を祈り、お正月に食べる伝統的な日本料理です。沖縄を除く日本各地で雑煮を食べる習慣があり、餅の形や味付け、具材など地方や家庭で千差万別です。  宴の一番肴 そもそも雑煮とは、煮雑(にまぜ)でいろいろな具材を煮合せること。雑煮の歴史は古く、室町時代にはすでに食されていたようです。当時、雑煮は宴の初めに食べる縁起のよい料理と言われており、武士の宴会では必ず初めに肴として雑煮が振舞われていました。そして、一年の始まりである元旦にも雑煮を食べるようになったと言われています。  東日本・西日本での違い 東日本は角餅、西日本では丸餅が使われることが多く、それは安土桃山時代(西暦1600年頃)、関ケ原の合戦の影響で岐阜県関ケ原を境に分かれたという説もあります。味付けでも、近畿地方は白味噌仕立て、Vol .480 6特集 JA山長夷地区広報協議会合同企画お正月にあまったおもちでカンタンおかず&ほっこりスイーツ日本のお正月といえば「おもち」。「定番の食べ方も良いけど、たまにはアレンジしてみたい」という方のために!今回は山武郡市、長生、いすみの3JAの広報担当者で作る「JA山長夷地区広報協議会」メンバー(女子4人!)が考案した、おかず&スイーツをご紹介します!参考:「腎臓病なんでもサイト」(http://www.kidneydirections.ne.jp/)   「日本文化いろは事典」(http://iroha-japan.net/)東日本と近畿を除く西日本では圧倒的にすまし汁仕立てが多く、出雲地方や能登半島の一部は小豆汁の雑煮を食べる地域もあります。 具材はその土地の産物を入れます。ダイコン、ニンジン、ネギなどの野菜のほか、山村なら山の幸、漁村なら海の幸が盛り込まれます。   餅の種類も食べ方も豊富 一言で「おもち」と言っても、もち米を使った一般的な餅もあれば、うるち米を使った餅=しんこ餅もあります。また、同じもち米を使っても製法を変えると白玉団子などにもなります。 冬の定番の「おもち」も、餅の種類や食べ方を変えるだけで、おかずにもなりスイーツにもなるはず。次ページではそんなレシピをご紹介します。