ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.480

概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

おいしく食べようながいきレシピ発行日／平成28年1月1日　　発行者／長生農業協同組合　〒297-8577千葉県茂原市高師1153　℡0475（24）5111　企画・編集／JA長生企画部企画課　　印刷／株式会社マックス1月号　日本では冬野菜の代表的な位置づけで親しまれているハクサイ。中国料理で良く使われているチンゲンサイも同じ仲間ですが、ハクサイは煮込んだ時の甘味が特徴ですね。旬もやっぱり冬で、霜に当たったハクサイはさらに甘味が増すのだそうです。　結球野菜の常として、柔らかな内葉と少しかための外葉、そして芯とに大別できますが、それぞれの特徴を活かして料理することができます。たとえば外葉はその弾力と大きさを活かしてロールハクサイなど、内葉は甘ハクサイ煮ものに、お鍋に。冬の食卓の味方「ハクサイ」。さが強いので鍋料理に最適。芯も出汁が出るので鍋料理やスープにピッタリです。ただし芯は葉に比べると火が通るのに時間がかかるので、薄くそぎ切りにしてから鍋に入れるのがポイントです。　色が淡い野菜なので栄養面で劣ると思われる方が多いですが、そんなことはありません。ビタミンやミネラルはバランス良く含まれていて、特に体内の塩分排出を助けるカリウムが豊富です。ビタミンは水に溶けやすいので、煮汁も残さずいただきたいですね。２品とも簡単に作れます。みなさんも作ってみてください。新井 洋子さんごはんのおかずにピッタリな２品です。ミートロール煮はハクサイがとろけコンソメが染みておいしいです。新井かずえさん調理（JA長生女性部長柄支部の方々）材料（4人分）　ハクサイ…5枚（500g）、ショウガ…?かけ（10g）、キクラゲ（乾燥）…2g、鶏手羽先…8本、Ａ（オイスターソース…大さじ2、しょうゆ・酒…各大さじ1）、Ｂ（かたくり粉・水…各小さじ2～大さじ1）、顆粒鶏がらスープの素…小さじ2、サラダ油作り方　①ハクサイは縦半分に切る。軸は一口大のそぎ切り、葉はざく切りにする。ショウガは薄く切る。キクラゲは水でもどし、いしづきを取る。②手羽先は片面に切り目を入れ、水けをペーパータオルで拭く。　③フライパンにサラダ油小さじ１を熱し、強火で②の両面をこんがりと焼き、かぶるくらいの湯を注ぐ。④ ③ の湯を捨ててから、ふたたび湯2カップ、鶏がらスープの素を加えてふたをし、中火で17～18分煮る。　⑤Ａ、ショウガ、キクラゲ、ハクサイを加え、3～4分煮る。混ぜ合わせたＢを回し入れ、とろみをつける。材料（4人分）　ハクサイ…8枚（800g）、合いびき肉…300g、卵…1個、Ａ（固形スープの素…1個、湯…2カップ）、Ｂ（かたくり粉・水…各小さじ1～2）、塩、コショウ作り方　①フライパンに水１カップを温め、ハクサイを2～3枚ずつ並べてふたをし、3～4分蒸しゆでにし、ざるに上げて冷ます。軸は幅を2㎝切り落とし、細かく刻んで水けを絞る。　②ボウルにひき肉と塩小さじ?を入れて練り混ぜる。卵、コショウ少々、①の刻んだハクサイの軸を加えて混ぜる。　③ ①の葉１枚を、軸を手前にして縦に広げ、②の?量を手前にのせて包む。同様にして、あと７個作る。　④フライパンに③の巻き終わりを下にして並べ、Ａを加える。ふたを少しずらしてのせ、弱火で18～20分煮る。　⑤ロール煮を取り出して器に盛る。フライパンに残ったスープは、塩・コショウ各少々で味をととのえる。混ぜ合わせたＢを回し入れてとろみをつけ、ロール煮にかける。「ハクサイと鶏手羽先のオイスター煮」「ハクサイのミートロール煮」：「家の光」2014年1月号（家の光協会）別冊付録「お料理カレンダー365日」より　レシピ考案者：田口成子ハクサイと鶏手羽先のオイスター煮ハクサイのミートロール煮