ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.479

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

6はたけの話農業に従事される皆さまに知っておいていただきたい情報長生農業事務所改良普及課インフォメーションみみよりあぐり情報「人・農地プランと農地集積」 農業構造が変化し、管内では水田経営の形を再構築する動きが見られます。その主なものが、個人での規模拡大や集落単位による営農です。 さて、営農の効率化を進める上で、個人や集団で障壁となるのは農地の利用集積です。作業の拠点周辺に農地が集積することが理想ですが、現実は圃場が分散していて効率が悪いという話を耳にします。経営規模が拡大しても、圃場が小さかったり、遠かったりすると経営は非効率的です。この人と農地の問題を解決するための答えが、人・農地プランです。 人・農地プランは、農業政策の基礎であり将来の農地利用の設計図のことです。農地が虫食い状態になる前に地域の担い手や集団に集積し、経営の安定化と荒廃農地の発生を防止しようとするものです。地域や集落の話し合いにより作成、市町村が正式に決定します。 昨年、農地利用に関する新たな制度である農地中間管理事業がスタートしました。この制度では、農地の集積に補助金が交付されることが特徴です。地域や出し手、受け手に補助金が交付されることから、人・農地プランが実行しやすくなります。事業を活用しながら、地域に合った営農の容(かたち)を築きましょう!Vol .479営農新着便 この出荷調製施設は、平成27年度 新「輝け!ちばの園芸」産地整備支援事業〈生産力強化支援型〉の事業を活用し、JA長生白子野菜集選果場に皮むき機12台、根葉切り機3台、太さ選別機3台、コンプレッサ-9台、補助タンク12台、プレハブ冷蔵庫1機を完備した施設です。 施設の有効的利用により、ネギ産地振興策の一環として、ネギ作付拡大に寄与するとともに、組合員の出荷調製労働の軽減が目的。処理能力350ケ-ス/日、取り扱い計画38,000ケ-ス/シ-ズンを見込んでおり、11月25日より稼動しています。長生ネギの現状 長生管内のネギは20年前70万ケ-スの出荷がありましたが、生産者の高齢化や若手担い手不足、系統離れの影響により13万ケ-スまで落ち込みました。そこで、各部会運営から長生ネギ協議会を重点的な運営拠点とし、さらに平成24年に生産者全員参加型の「長生ネギの今後を考える会」を発足。今後のネギ産地維持・拡大について意識合わせを行った結果、ネギ栽培者が増加し、秋冬・春・夏・ミニネギ・業務用ネギ合わせて20万ケ-ス前後まで回復しています。JA長生ネギ協議会出荷調製施設稼働人・農地プランを活用した集積のイメージAB C農地集積集約化が進む