ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.478

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

6はたけの話農業に従事される皆さまに知っておいていただきたい情報長生農業事務所改良普及課インフォメーションみみよりあぐり情報農作業を快適に「農作業軽減補助具の紹介」 農業労働は、機械化が進み作業環境も改善されてきましたが、いぜんとして手作業も多く、腰を曲げる、物を持ち上げる、腰をひねるなど、腰に負担がかかる作業が多いことが特徴です。現在、大学や研究機関などで農家の負担を軽くする技術開発が盛んに行われています。●農業用アシストスーツ 重い物を持ち上げる時に、腰の負担を軽くします。写真のスーツは、持ち上げ時、中腰作業、歩行時の腰と股関節の補助をするのが特徴です。20㎏から30㎏の持ち上げ時に10㎏分が軽減されます。2016年の販売に向け開発が進められています。●腕上げ作業補助器具 腕を上げたままの作業姿勢が長い果樹園などでの負担を楽にします。器具は、作業者の腰に装着する作業ベルトと腕を乗せるための腕受け部、それらを接続する連結機構で構成され、モーターなどの動力、バネなどを一切使っていません。 株式会社ニッカリより試験販売中です。●農作業用ひざあて「らくだにぃ」 膝を着く作業はもちろん、家の周りの草取りも快適にします。膝が痛くない、濡れないのが特徴です。Vol .478営農新着便 農事組合法人 長生フロンティアファームのトマト栽培ハウスの建設が一宮町と白子町にて進んでいます。 同法人は、JA長生施設野菜部会員の若手生産者5人が立ち上げ、国の『強い農業づくり交付金事業』で総事業費5億3千万円、施設総面積4,881坪の低コスト耐候性トマト栽培ハウスを建設中です。 新設されるトマト栽培ハウスは、先進産地やメーカー等を視察し、ロックウール栽培で年一作の長段取り、更にハウス内温度・湿度・CO2を最適な環境にコントロールが可能な最新鋭の総合環境制御を導入し、反収40t(4㎏箱で10,000箱/10a)を目標にします。 トマトのブランド産地である当地区は、出荷量減少に歯止めをかけ、品質に加え生産量の維持、増大を重要なポイントと考え、若手生産者が中心となり生産規模の拡大や栽培環境を意識した新たな制御技術による収量アップに取り組み、農業経営の向上や産地の活性化を図ります。 現在、ハウス本体5棟の内、2棟が概ね完成し、残り3棟の本体工事及び栽培プラントや環境制御システムの完成に取りかかります。来年3月末までに完成し、4月からの栽培開始を予定しています。農業者の所得増大・農業生産の拡大に向けて!和歌山大学開発農業用アシストスーツ「らくだにぃ」を装着した状態お問い合せ:JA鳥取中央資材課腕上げ作業補助器具をつけた状態提供:農研機構