ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.476

概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

6はたけの話農業に従事される皆さまに知っておいていただきたい情報長生農業事務所改良普及課インフォメーションみみよりあぐり情報台風対策について　秋は台風襲来の季節となります。今回は台風の対策について紹介します。●台風の事前対策について①施設等　ビニールハウスは外周を見回り、押さえのバンドでフィルムをしっかり留め、窓や出入り口は閉めて固定します。できれば風当たりが強い外側の棟などを補強します。②露地野菜　排水の悪いほ場では、あらかじめ排水溝などの整備をして、冠水や滞水に備えます。植え付け直後の苗などは風に飛ばされないように寒冷紗などをべたがけします（資材が飛ばされないように注意し、台風通過後は速やかに剥がします）。●台風の事後対策について①施設等　破損した場合は速やかに補修ＪＡ飼料用米対応資金のご案内　本資金は、平成27年度産の飼料用米生産拡大に向け、経済事業部門と信用事業部門が連携し、生産者が安心して生産拡大に取り組むことが出来るよう支援を行うため、水田活用の直接支払交付金までの資金繰り対策等にかかる十全な対応を図り、地域農業の資金需要にこたえるとともに、需給均衡による米価の安定を支援するため、短期のつなぎ資金を融通することを目的としています。●貸出の対象者　農業を営み、または従事している組合員である方が対象です。●用途　水田活用の直接支払交付金交付までのつなぎ資金とします。●貸出額　水田活用の直接支払交付金の範囲内とします。●担保　担保、保証人については不要です。●償還原資　水田活用の直接支払交付金とします。（※入金指定口座をJA口座とさせていただきます）●貸出利率　基準金利1.5％　利子助成等（利子助成 JA長生0.5％利子補給JAバンク1％）により実質負担ゼロとなります。●貸出期間　平成27年8月3日?平成28年3月末までとします。（※交付金入金後、速やかに償還していただくことになります）●申込時必要書類　実印・印鑑証明書・住民票・収入印紙・通帳・お届け印・飼料用米出荷契約書及び飼料用米出荷数量の確認できるもの（写可）　お申込は随時受付させていただきますが、ご融資は飼料用米出荷後となります。　詳しい内容については各支所窓口までお問い合せください。を行います。ハウス内に雨水が流入した場合は排水溝を掘り、排水に努めます。ハウス内が多湿になって病気が発生しやすくなるので、殺菌剤を散布します。ただし、作物がしおれ気味の場合は薬害が発生しやすいので、一度葉水をかけ、しおれを回復したのちに防除してください。②露地野菜　速やかにほ場の排水に努めてください。また、台風が地域の左側を通過した場合は海風となり、塩害の恐れがあります。その場合は作物に散水し、付着した塩分を流してください。先述したしおれの対策にもつながります。　茎葉が風で傷んだ場合はバクテリアが侵入しやすくなりますので殺菌剤で予防に努めてください。　その後、土壌表面が乾いてきたら、追肥用化成などを用いて追肥を行い、軽く中耕を行うことで、生育の回復を促してください。Vol .476