ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.473

概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

クラスメイト農村の文芸第467 回【俳　句】【短　歌】飾らない店に居並ぶたね袋　　買ふ嬉しや華やぐ四月に長 柄　白井　徳郎紺色のかわいいすみれ乱れ咲き　　わが世とばかり春もたけなわ茂 原　山田　信子乗馬行く後姿を見送いて　　足跡さらふ春の波波一 宮　横山美惠子利根川の水流れ来て忙しく　　田植準備の作業始まる茂 原　三橋健次郎我が友よいつの間にやら古稀となり　　心大きく日々のよろこび茂 原　今田　秀子梅雨近し千樹万草深みどり　　枝葉にぎやか紅つつじ咲く睦 沢　高師　正年車から青田のぞみて手をかざす　気持を入れて豊作願う白 子　萬﨑智津子※到着順に掲載しています。※作品には必ず仮名をふり、毎月10日必着で　お願いいたします。※スペースの関係上、掲載されない場合が　ございます。あらかじめご了承願います。白 子　片岡　ひろ全面に華やか咲きしチューリップ長 南　矢代　守仙境内に響く読経や御田植祭睦 沢　加藤　秀子耕や山の入り日を抱きしめてたがやし長 南　山形　文一猪増えてタケノコ根刮ぎ喰われけりいのね　こそ長 生　斎木ひろみ鯉のぼり水面泳ぎて信濃川茂 原　髙橋　良昌夫婦して仲良く振る舞う農繁期睦 沢　中村　正芳道のべにあかい旗だし新たま売る睦 沢　篠田　とみ鈴蘭の群咲く丘の想ひ出に長 南　吉野　正一堰水の澱に擢ぐ苗の箱よどみすす病む妻に愛情入りの手料理を茂 原　大塚　典枝作品を6月30日（火）まで一宮支所に展示しております。今月は一宮地区の小学生の皆さんに作品を作成していただきました。ここに紹介した作品はその中から選考した優秀作品です。東浪見小学校６年 小関一颯さん一宮小学校６年 小林美帆さんVol .473 8