ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.470

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

 トンネル栽培で作型を早めれば、害虫の増える前の6月半ばに収穫することができます。 またスイートコーンはイネ科野菜なので、輪作体系に組み入れることで、土づくりにも役立ちます。■品種 ゴールドラッシュ(83?84日タイプ)(サカタ)、味来14(朝日工業)、おひさまコーン(タキイ)等■基肥(10aあたり施肥例) 堆肥1?2トン、苦土石灰 80㎏、ジシアン555 140㎏ 、 苦土重焼リン 20㎏■ベッド作り 幅75㎝、通路75?95㎝とし、マルチは条間45㎝、株間30㎝、穴径40㎜の2条千鳥穴あき黒マルチを使用します。は種の1週間程度前にマルチを展張し、地温を高めておきます。■は種 3月上旬、深さ3㎝ 程度で2粒播き。すぐにユーラック等でトンネル被覆を行います。発芽適温は30?35℃なので、低温だと発芽がそろいません。■は種後の管理 トンネル内が35℃を越えないように、3月中旬から換気穴を増やして徐々に換気量を増やします。4月中旬にはトンネル上部を四角く開放し、4月下旬、風の強い日を避けてすべて取り除きます。 本葉6?7枚の頃ハサミを使い1本に間引きます。■追肥 1回目は4月下旬(本葉6?8枚)、2回目は雄花が見え始めた5月上旬に、それぞれNKグリーン30号30㎏を通路に施用します。■防除 アブラムシ、アワノメイガに注意します。トンネル除去時、雄花開花期、実の肥大期の3回を目安に防除します。■収穫 絹糸抽出期から23日?25日頃、先端の充実したものから収穫します。気温の低い早朝に収穫し、涼しい場所で調整します。※スイートコーンは呼吸量が多い野菜です。収穫後時間が経つほど消耗して甘みが減ってしまいます。朝採り、低温管理が美味しい理由です。はたけの話スイートコーンのトンネル栽培7 ちょうせいC H O S E I - v o l . 4 7 0