ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.466

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

 菊は花の終わる時期が近づきました。このころから早春にかけて、地表近くに伸びた地下茎から芽が出てきます。冬至芽と呼ぶこの芽は根分けして増殖用にします。根を付けて切り取り、5号程度の鉢に植え付けて養成し、来春の挿し穂を取る親株に育てるのです。花の傷み始めた株は、早めに茎を切り取りましょう。このとき、冬至芽がまったく出ていない株では、各茎には数枚ずつ葉を残して切り戻しておきましょう。こうしておいて、冬至芽が出てきたら根分けして養成します。 秋まき草花苗や球根は、おおむね10月には植え付けを終えておくのがよいのですが、まだなら、なるべく早く植え付けましょう。 寒さに強く、他の草花球根より植え付け適期が遅いユリは11月が適期です。ユリは、球根の上の茎からも根(上根)を出し、養分吸収の役割を果たしますので、球根の植え付けは、他の草花より深く、球根3個分の土がかぶるくらいにします。 ハボタンの苗はそろそろ色づいてきますが、このころが花壇への定植の時期です。下葉をかき取り、少し詰め気味に植え付けるのがよいでしょう。大株に育った物は、茎が長めになっていますので、深植えにします。定植場所に肥料はやりません。土に窒素分が多いと色づきが悪くなるからです。 ガーベラ、シラーなどの株分け、マーガレット、ナデシコ、カーネーション、ゼラニウムなどの挿し芽も早めに終えましょう。カンナ、グラジオラス、ダリアなどは掘り上げて、よく乾かし貯蔵します。降霜地帯なら霜が来たところを目安に、無霜地帯なら11月中に終えます。 チューリップやヒヤシンスなど球根の水栽培をするなら、水温が15度を下回るころから始めましょう。水温が高いとバクテリアが発生し、失敗しやすくなります。光のあまり差さない暗い所で発根させ、11 月中に十分に根を伸ばして、寒さに当てるようにします。四季の花づくり早川京子晩秋から育てる来年の菊苗親株9 ちょうせいC H O S E I - v o l . 4 6 6  山崎製パン㈱より、J A長生施設野菜部会が生産し、グリーンウェーブ長生より出荷している「長生トマト」を使用した「ランチパック スクランブルエッグ&トマト」が新発売しました。 この商品は、本来の酸味と甘さのバランスを重視したトマトペースト入りクリームをサンド。スクランブルエッグとトマトクリームの相性が絶妙です。 県内の量販店やコンビニエンスストアーなどで12月までの3カ月間程度の限定でメーカー希望価格160円(税抜)で販売中です。長生トマトを使用したランチパック(スクランブルエッグ&トマト)新発売 白子町の農家の経営主で構成する耕友会は10月3日、町内のほ場で、白子町立南白亀保育所園児と保護者を招き、5月22日に同保育園児らが播いた落花生「おおまさり」の収穫体験をしました。 園児たちは、保護者と一緒に落花生を引き抜き、一粒一粒ていねいにもぎ取り袋に入れていました。園児の一人は「大きな落花生。頑張ってたくさんとるよ」と話し収穫の喜びを味わっていました。 町内の他の保育所にも落花生をプレゼントし、おやつとして味わってもらいます。園児たちが楽しく落花生の収穫体験しました新発売の長生トマトを使用したランチパック楽しく落花生を収穫する園児