ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.465

ページ
7/16

このページは ja_201410 の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

みみよりあぐり情報農業に従事される皆さまに知っておいていただきたい情報。 耐寒性を高め、芯止まりを防ぐには本葉5枚前後で越冬させるのがポイントです。今回は5月上旬から収穫出来るトンネル栽培について紹介します。(露地栽培でもトンネル被覆以外の管理は共通です)■品種 打越一寸、陵西一寸■は種・育苗 は種時期10月下旬(は種量 7?/10a )。9㎝ 径のポリ鉢に、おはぐろ(黒いへその部分)を下にして種子の一部が出るようには種します。灌水は土の表面が乾いたら行い、アブラムシ防除に白寒冷しゃを被覆します。育苗日数は18?20日。■元肥(10a あたり施肥例) 堆肥・2t、苦土石灰・100㎏ 、苦土重焼燐・40㎏、ジシアン555・60㎏■定植 11月中旬(本葉2枚)にベッド幅70㎝ 、ムシコンマルチを敷き、株間50㎝ 、1条で定植します。■トンネル被覆・換気 被覆開始時期は1月下旬?2月上旬。厚さ0.05㎜ の農ポリ又はユーラックを使用。最初は南側に50㎝ 間隔に換気穴をあけ、日中の温度が25度以上にならないよう徐々に穴を多くしていきます。3月中下旬には天井部分を切り取り、4月上中旬に除去します。■整枝・土入れ・摘心 3粒莢を多くするためには採光性を良くする事が重要です。3月中下旬に8本前後に整枝します(草勢が弱い場合は放任)。土入れは3月中旬、下旬の2回、株が少し広がるように株の内外にしっかりと土を入れます。4月中旬には節数25前後(草丈110㎝ 程度)で摘心します。■追肥 蕾の時期、花の最盛期、莢が小指大の時の3回、NKグリーン30号を20㎏/10a 追肥します。■収穫 豆におはぐろが出来る少し前に収穫します。莢の状態としては少し垂れ下がり、光沢が出てきた時が収穫適期です。営農新着便 本年度も春肥料・水稲農薬の予約注文の時期となりました。 JAでは予約購買制度により予約の肥料農薬価格をお求めやすい価格にてご提供いたします。 この機会にご注文いただけますようにご協力をお願いいたします。 なお、肥料価格については昨年同様に年内配達(引取)価格が一番安く購入いただけますので、コスト削減のためにもお勧めいたします。 農薬の配達は年明けの2?3月頃を予定しています。※配布の「平成27年度春肥料・水稲農薬ガイドブック」を参考に、お早めにご注文ください。ご予約申込み期限:平成26年10月15日?ご予約お問い合せ:各支所指導経済課平成27 年度春肥料・水稲農薬のご注文はお早めに 年間二本価格体系の中で、春肥(平成26年11月?平成27年5月)の価格交渉が終わり価格が決定いたしました。前期対比での値上げが仕入れベースで11月より実施される結果となりました。 交渉の経過と結果 交渉は、メーカー側の値上要求に対し上げ幅については極力企業努力で吸収すべきと主張しました。国際市況が上昇する中、リン酸・加里、特に硫酸加里が大幅な値上げとなりました。有機質は、高い価格水準が続いている中、動物質有機原料が値上げとなります。 肥料の輸送状況について 平成26年3月は肥料県内輸送のピークと消費税改定に伴い厳しい状況が予想される中、前倒し納品の協力を得て混乱を緩和する事が出来ました。しかしながら4月以降もドライバー不足、受中数量の減少から更に小口化しており条件によっては配送を受けてもらえない場面も出てきます。県内肥料の輸送を確保し安定供給を図るため肥料価格に小口配送の経費増加分を加算せざるを得ない結果となりました。 以上の経過により前述のとおり高度化成一般では前期対比2.4%強(概算値)の値上げをせざるを得ない状況となってしまいました。 組合員各位には、農産物価格が低迷する中、大変申し訳ありませんがご理解賜りますようお願い申し上げます。肥料価格が11月より改定となります。はたけの話長生農業事務所改良普及課インフォメーションソラマメのトンネル栽培7ちょうせいC H O S E I - v o l . 4 6 5