ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.464

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

 夏ねぎ栽培は、10?12月中旬に播種し、5?8月に収穫する作型です。抽苔(ねぎぼうず)や病気による品質低下のリスクはありますが、関東産と東北産との端境期になるため、高単価での販売を狙える作型です。■品種 ねぎは、ある程度の大きさに生長し低温にさらされると、抽苔して品質が低下します。夏ねぎは冬を越して栽培、収穫するため、抽苔しにくい品種(「春扇」、「羽緑」、「龍まさり」等)を利用します。■資材大型トンネル: 夏ねぎ栽培で最も抽苔の危険性が高い作型です。定植直後から3月下旬まで二条の大型トンネルとマルチで保温します。1m間隔で支柱をたて厚さ0.05㎜ 、幅2.3mのPO系フィルムで被覆します。トンネル内の畝間には厚さ0.02㎜ 、幅1.1mのグリーン又は黒マルチを使用します。灌水チューブをマルチ下に設置し生育が遅い場合に灌水します。また、トンネルが風で飛ばされないようマイカ線で押えます。小型トンネル: 定植直後から4月上旬まで一条の小型トンネルで保温します。支柱として長さ1.2mのダンポールを60㎝ 間隔で設置します。厚さ0.03㎜ 幅1.15mのPOやポリで被覆します。■栽培のポイント①栽培面積:夏ねぎ栽培は、収穫期の気温が高いため、ねぎの老化が進みやすく、軟腐病にも注意が必要です。作業量を考慮し収穫遅れにならない規模で栽培します(スタートは5a程度)。②施肥量:窒素成分量で10a当たり30㎏ を目安に施肥します。基肥は緩効性肥料を基本に全施肥量の約半分を施用します。③トンネル換気:2月中旬頃に換気穴を開けます。その後、最高気温35℃を目安に徐々に換気穴を増やしていきます。はたけの話夏ねぎ栽培について9 ちょうせいC H O S E I - v o l . 4 6 4 ○紹介所を利用して頂く際のお願い○事業の流れ登録申込求人票記入JA長生あぐり・アシストへ求人票提出※この時、作業内容など詳細を お聞きします。JAが援農者へ面  接求人者の紹介求人者・援農者雇  用求人者用①農繁期(水田)が、他の生産者と重なり、援農者が不足している時があります。申込人数の確保が出来ない場合もございます。早めの申し込みをお願いします。②農作業の経験者・未経験者それぞれの方がいらっしゃいますので、作業内容を丁寧に指導下さるようお願いします。③一旦、雇用が終了したら、お手数ですが、担い手支援課まで、ご連絡をお願いします。①賃金について 生産者より援農者さんへ直接の支払いとなります。支払いに関しましてはJAは一切間に入りません。尚、千葉県の最低賃金(777円/1時間)以上の支払いをお願いします。②作業期間・作業内容・賃金支払い期日について面接日に求人内容を説明下さい。? ? ? ?お問い合わせJA長生農産園芸部 担い手支援課 ℡0475-24-5114 担当:川城・古山○面接日の確認事項○JA長生あぐり・アシスト農業無料職業紹介所システムJA長生あぐり・アシスト農業無料職業紹介所求職者雇用契約求人者求職申し込み求人申し込み紹介・あっせん○農業無料職業紹介所とはJA長生では、農家の高齢化や規模拡大化による労働力不足を補うために農作業のお手伝いをしていただける方を無料で紹介する職業紹介所を開設しました。JA長生あぐり・アシスト農業無料職業紹介事業について 農作業のお手伝いをしていただける人がJA長生あぐり・アシストに援農求職者として登録します。(登録期間3年) 農家(求人者)と援農求職者が雇用条件(作業内容、時間や賃金)等を協議して決定してもらい農作業の仕事をするものです。厚生労働大臣届出受理番号12-特-000080