ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.464

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

5 ちょうせいC H O S E I - v o l . 4 6 4 取材協力:公益社団法人 認知症の人と家族の会 東京都支部  相談窓口 TEL.03-5367-2339(毎週火・金曜日10:00~15:00)今月の特集あれ? どうしたの? もしかして… 家族が認知症になったら行政の窓口である市区町村の地域包括支援センター、または病院への窓口としてかかりつけの医師に相談しましょう。そこから「物忘れ外来」「認知症外来」など、認知症の診断を行う専門外来のある医療機関を紹介してもらえます。本人が専門の医療機関に行きたがらない場合は、最初は家族だけで訪ねて相談してみるのもいいでしょう。受診するときは「早期発見の目安」(認知症の人と家族の会)を基にチェックして、気になることを書き留めておき、普段の本人の様子をしっかりと伝えることです。 認知症と診断されると、家族はつい長い介護生活に不安を覚えますが、診断された本人が一番戸惑い、不安を募らせて、自分を責めるのです。家族や周囲の人にとって大切なのは、認知症は病気であることを理解すること。そして、本人の気持ちに寄り添って、安心できる環境づくりを心掛けることです。そのためには、介護する人も、心に余裕を持ち、自分のことも大切にしましょう。誰か一人に負担がかからないように、家族がそれぞれの立場で役割分担をして、正しい共通認識を持ち、協力し合うことが重要です。■平成26年度JA介護職員初任者研修会開催(旧ホームヘルパー2級) JA長生福祉センターでは、介護職員初任者研修会を開講いたしますので、ぜひご参加ください。研修期間:平成26年10月11日?~平成27年3月1日? 参加申込:平成26年9月26日?まで受講料:一人あたり69,000円(テキスト及び講義・添削指導・実習費・消費税含む)※受講途中でのキャンセルは、参加費用を返金できない場合があります。 ※別途、健康診断料(4,500円程度)がかかります。お問い合せ:JA長生 福祉センター(担当:山口、日吉)平日 9:00~17:00 TEL:20‐1888 FA X:2 4‐5117お気軽にお問い合せください。※認知症の人と家族の会作成物忘れがひどい□電話の相手の名前をすぐに忘れてしまう□同じことを何度も言う・聞く・行う□しまい忘れや置き忘れが増え、いつも探し物をしている□財布・通帳・衣類など、盗まれたと人を疑う判断・理解力が衰える□料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった□新しいことが覚えられない□話のつじつまが合わない□テレビ番組の内容が理解できなくなった時間・場所が分からない□約束の日時や場所を間違えるようになった□慣れた道でも迷うことがある地域包括支援センター介護保険法で認められた、全国約4000カ所にある相談センター。市区町村の役所で連絡先を教えてもらえます。認知症の人と家族の会全国46都道府県に支部があり、介護経験を持つ会員が相談を受け付けています。TEL.0120-294-456 (月~金曜日10:00~15:00) http://www.alzheimer.or.jp/人柄が変わる□ささいなことで怒るようになった□周囲への気遣いがなくなり頑固になった□自分の失敗を人のせいにする□「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた不安感が強い□1人になると怖がったり寂しがったりする□外出時、持ち物を何度も確かめる□「頭が変になった」と本人が訴える意欲がなくなる□下着を替えず、身だしなみに構わなくなった□趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった□ふさぎ込み何をするのもおっくうがる、嫌がる気軽に相談を認知症 早期発見の目安 いくつか思い当たることがあれば、専門家に相談しましょう。JA長生では、全職員を対象に認知症サポーター養成研修を開催し、認知症の方にやさしいJAとして活動を行っております。また、茂原市のボランティア「ほっとみまもり隊」にJA長生として加盟しており、認知症の方やご家族の方が安心して暮らせる地域づくりを目指しております。