ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.462

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

みんなの広場なんでも掲示板女性部NOW校外学習に参加して 5月16 日に短期大学校の校外学習に参加しました。目的地は高尾山です。 バスは途中渋滞に巻き込まれてしまい、お昼はバスの中でいただき、予定より少し遅れて到着しました。 高尾山に到着後、すぐにケーブルカーに乗り、車窓からの新緑のもみじは初夏を感じました。緑も美しいのですが、秋の紅葉の時にはさぞかし見事な景色になると思いました。平日にもかかわらず大勢の人が来ていて、小学生や幼稚園児たちもハイキングを楽しんでいました。 ケーブルカーを降りて歩きだすと、中腹に山岳信仰の霊地〝高尾山薬王院縄権現?があり、左右にはそれぞれ違う天狗様が立っていました。右側は鼻の高い大天狗、そして左側はとりの嘴をもった烏天狗の小天狗の像がありました。 高尾山は天狗の住む山と言われており、かずかずの天狗の話が残っています。ひとつ紹介します。 高尾に鉄道がひかれる頃の話です。鉄道工事に多くの鉄道作業者が集まっていました。ある東京から来た作業者は高尾の田舎まで来て仕事をすることに不満をもっていました。〝高尾の田舎は馬鹿ばかりだ。高尾の天狗がなんだ、天狗なんぞ怖くない?と周りの作業者をさんざん馬鹿にしていました。ところがある日、夕方になっても帰ってきません。心配になってみんなが捜したところ高尾の山の杉の大木に藤のつるでぐるぐるに縛りつけられていました。やっとのことで木から降ろしてやるとぶるぶる震えながら〝天狗様、どうぞ許してください?と泣き出したそうです。そいつの話では、突然小僧が出てきて〝こっちさこい?と呼ばれ、ふらふらついて行ったが、それからのことはまったく覚えていないとのこと。それ以来、高尾の連中を田舎者と呼ばなくなり、天狗なんかこわくないといわなくなりずいぶんおとなしくなったという話です。 高尾山の頂上からは、世界遺産の富士山の姿が拝めるのですが、頂上には行かず途中で引き返しました。頂上へは次回にとっておきます。 帰り道は両手で廻しても届かないほどの杉並木が続いており、しめ縄の掛かった木に触れて霊気をもらってきました。 お土産に天狗焼きを買いました。初めて食べる味に大満足でした。 楽しいバス旅行を過ごすことができました。ありがとうございました。文:一宮支部ちょうせいC H O S E I - v o l . 4 6 2 12青年部NOW ■白子支部、園児と芋苗植え JA長生青年部白子支部は5月26日白子町のほ場で、白子町立南白亀保育所の園児22名と一緒に、サツマイモの苗植え体験をしました。