ブックタイトルja_201402

概要

JA長生,広報,ちょうせい,農業,レシピ

5 C H O S E I - v o l .457ちょうせいみみよりあぐり情報農業に従事される皆さまに知っておいていただきたい情報。長生農業事務所改良普及課インフォメーションはたけの話稲ホールクロップサイレージ（稲ＷＣＳ）の生産と利用稲ＷＣＳは、稲の子実と茎葉を一緒に収穫し、乳酸発酵させた家畜の飼料です。水田の有効活用や自給飼料確保を目的に栽培面積が増え、平成25年度には千葉県で約４５０haが栽培されています。長生地域では、昨年度から栽培が始まり、25年度は11haに増え、地域の酪農家が飼料として利用しています。ＷＣＳ用稲栽培は、乾燥・調製作業が省略でき、10a当たり８万円の経営所得安定対策（戦略作物助成）等が受けられるため、今後さらに栽培面積は増える見込みです。■栽培・収穫のポイント1品種は、食用品種のほかに、「夢あおば」「たちすがた」などの専用品種があり、収量が多く、耐病性・耐倒伏性に優れています。2施肥は、稲わらのすきこみができないため、家畜ふん堆肥など有機物の供給を行います。3雑草・病害虫防除は、使用できる農薬・使用方法に指定がありますので注意が必要です。4水管理は、中干しや出穂後の早期落水により、田面を固めます。5収穫時期は、黄熟期（出穂後25日）です。泥の混入や水分が高い場合はサイレージの品質が低下します。収穫機械は高額であるため、作業受託組織等に作業を委託する方法もあります。委託料金は、稲ＷＣＳの売上代でまかなうことができます。■稲ＷＣＳの栄養価と給与家畜の嗜好性が良く、可消化養分総量（ＴＤＮ）は、輸入乾草のチモシーやスーダングラスと同程度です。泌乳牛へは１日当たり５?10kgを給与できます。貯蔵性が高く、輸入乾草より安く安定的に入手できる飼料として注目されています。営農新着便平素、ＪＡの各種生産資材をご利用いただき誠にありがとうございます。さて、ご予約をいただいた春期肥料・農薬や生産資材の配送につきましては、例年、肥料・農薬を中心に３月の配送が最も多い時期となっております。今年は、４月の消費税率改定により３月の配送数量が例年以上に増えることが予想されます。組合員利用者の皆様にご予約の各種生産資材をより確実にお届け春期肥料・農薬・各種生産資材等早期納品・お引き取り・お申込みのお願いについてするため、今年の配送につきましては、例年に比べ約一カ月早めて納品を開始することになりました。今年の状況につきまして、ご理解賜りますとともに左記の点につきましても、ご協力をいただきますよう何卒お願い申し上げます。●まだ、ご予約（お申込み）されていない資材がございましたら、お早めのご連絡をお願いいたします。●ご予約の生産資材（肥料・農薬等）については、昨年より早めに納品いたしますのでご協力をお願いいたします。●３月に入ってからのご注文につきましては、ご希望品の取り寄せが間に合わない場合が予想されます。早めのご相談とご予約（お申込み）をお願いいたします。