ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.456

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

8ちょうせいC H O S E I - v o l .456みみよりあぐり情報農業に従事される皆さまに知っておいていただきたい情報。長生農業事務所改良普及課インフォメーションはたけの話●なし落葉は、黒星病や炭疽病(たんそびょう)の重要な伝染源です。園の周辺等に溜まった落葉を、持ち出すか、土中に埋めます。古く厚くなった粗皮は、ハダニ類やナシヒメシンクイの越冬場所になるので削りとります。使用済みの誘引ひもも、ハダニ類が越冬するので処分します。カイガラムシ類を対象とするマシン油乳剤は、3月上旬に散布します。なるべく発芽期に近い方が効果があります。●かき落葉は、円星落葉病(まるほしらくようびょう)等の伝染源になるので、バンド誘殺で使用したワラや肥料袋と共に処分します。粗皮の割れ目や下には、カキノヘタムシガやハダニ類が越冬するので、粗皮削りを行います。カイガラムシ類を対象とする薬剤防除は、発生の多い園のみ実施します。●いちじく落葉や腐敗果は、病原菌の伝染源となるので処分します。カイガラムシ類は3月までにマシン油乳剤で防除します。その後、4月に、石灰硫黄合剤を散布する場合は、1カ月以上間隔をとります。●ぶどう褐斑病等の越冬菌を減らすために、巻きひげを取り、粗皮削りを行います。ブドウトラカミキリに対しては、3月中旬に薬剤散布をします。落葉果樹の冬季防除営農新着便平素、JAの各種生産資材をご利用いただき誠にありがとうございます。さて、ご予約をいただいた春期肥料・農薬や生産資材の配送につきましては、例年、肥料・農薬を中心に3月の配送が最も多い時期となっております。今年は、4月の消費税率改定により3月の配送数量が例年以上に増えることが予想されます。組合員利用者の皆様にご予約の各種生産資材をより確実にお届け春期肥料・農薬・各種生産資材等早期納品・お引き取り・お申込みのお願いについてするため、今年の配送につきましては、例年に比べ約1か月早めて納品を開始することになりました。今年の状況につきまして、ご理解賜りますとともに左記の点につきましても、ご協力をいただきますよう何卒お願い申し上げます。●まだ、ご予約(お申込み)されていない資材がございましたら、お早めのご連絡をお願いいたします。●ご予約の生産資材(肥料・農薬等)については、昨年より早めに納品いたしますのでご協力をお願いいたします。●3月に入ってからのご注文につきましては、ご希望品の取り寄せが間に合わない場合が予想されます。早めのご相談とご予約(お申込み)をお願いいたします。農薬名マシン油乳剤95スプレーオイル石灰硫黄合剤ラビキラー乳剤作物名落葉果樹なし落葉果樹ぶどう病害虫カイガラムシ類カイガラムシ類ハダニ類カイガラムシ類ハダニ類越冬病害虫ブドウトラカミキリ希釈倍率12~14倍30倍7~10倍200~300倍使用時期―発芽前発芽前発芽前(休眠期)使用回数―――2回以内