ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.456

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

農業ばんざいより良いものを作っていきたい。上総一宮千両組合上総一宮千両組合は、昭和39年に15名の千両栽培農家が集まり発足しました。現在は6名で活動しています。千両は、お正月を飾る縁起物として人気があります。7月に花が咲き、8月に実を付け11月に入ると実が色付き、11月中旬から出荷が始まりました。種を蒔いてから収穫するまで5年もかかります。そして千両は、直射日光を嫌うので「楽屋(がくや)」と呼ばれる竹ズで囲まれた施設で育てられます。葉の日焼けを防ぐためです。出荷は共選共販で行っています。選果場ではタンブラーと呼ばれる入れ物から千両を出し、実の付き方や枝ぶりなどで等級ごとに分けていきます。そして長さを揃え20本ずつ束ね、実落ちを防ぐため白い紙で巻いておき水に生けておきます。出荷時は、段ボールやバケット(エルフ)に入れ首都圏の市場などに出荷します。中村司組合長は「後継者不足は深刻な問題だが、これからも組合員一丸となってより良いものを作っていきたい」と話してくれました。4ちょうせいC H O S E I - v o l .456