ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.454

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

みんなの広場なんでも掲示板女性部NOW介護教室に参加して「認知症を学び地域で支えよう」支える側の立場になって認知症の人とその家族を支え暮らしやすい地域をつくりましょうと認知症サポーター研修を受けました。はじめにJA千葉厚生連の畠淳子さんより認知症についての正しい基礎知識を学び、認知症は誰にでも起こりうる脳の病気であることを知りました。もの忘れは健常なもの忘れと違い、思い出すことが困難で自覚できなく、例えば、食べたのにまだ食べていないと言う時は説明しても無理。牛乳やお茶一杯を飲ませ「今から作るから待っててね」と言う間にもう忘れていることなどがあると聞きました。困っている時の対応として、最初の一分間の対応の違いによって、6ヵ月後には認知症の人の気持ちが大きく変わってしまい、いかに初期対応が大切か考えさせられました。接し方のポイントとして1認知症の人のペースに合わせましょう。2叱る・禁止する・説得するのは逆効果。3認知症の自尊心を大切に・気持ちの交流を大切に。4認知症の人の過去の記憶を大切にしましょう。等々多くのことを学びました。研修後、参加者はサポーターの証としてオレンジリングをいただきました。認知症の人や家族に対して「温かい目で見守ることがスタートです」と記されていたので、日常の挨拶からはじめ、私達に何ができるか考えていきたいと思います。次に実技実習がありました。2グループに分かれ看護用ベッドを取り囲み、福祉センターのサービス提供責任者の方々から、オムツのあて方、ベッドに寝ている時の寝返りの介助、介護者の立ち位置などを教わり、実際に二人一組で実習し、ポイントをつかむことが畠淳子講師8ちょうせいC H O S E I - v o l .454できました。JAにケアマネージャーやヘルパーがいて介護事業があることを今回の講座で初めて知りました。本当に有意義な時間を過ごし貴重な体験を得ることができ、感謝いたします。ありがとうございました。また、機会がありましたら参加したいと思います。長南支部オムツのあて方を教わる短期大学校生