ブックタイトルJA長生「ちょうせい」vol.450

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概要

JA長生の広報誌「ちょうせい」

7 ちょうせいC H O S E I - v o l . 4 5 0 早川京子 水やりと草取りに忙しい時期ですが、ハボタン、パンジー、それに春早くから、長い期間にわたって花を見せてくれるデージー(ヒナギク)やクリサンセマムなどは種まきができます。 ハボタンやパンジーは、苗で買ってきて植えるのが普通になってしまいましたが、種まきから育てるなら、7月から始めます。ハボタンはいつまいても育ちますが、暮れから正月に程よい大きさで見栄えの良いものにするなら、七夕頃にまきます。本葉2?3枚のときと7?8枚のときに植え広げて根張りを良くして、丈夫な苗に育てましょう。9月以降にまくと、小さ過ぎるし、葉が色づかなくなります。パンジーの種まきは少し涼しくなってからの方が発芽は良いのですが、早くまけば早く咲きますので、やってみてはどうでしょうか。 秋まきではありませんが、アサガオ、ヒマワリ、コスモスなど短日で花を咲かせる春まき草花を今からまくと、草丈が低いうちに花を咲かせます。ただ、植え替えている期間が取れませんので、じかまきにして少し株間を狭くした間引きで対処します。 花後に株分け、植え付けしたアヤメやハナショウブは根付いて、新しい葉が伸びてくる頃です。これを充実させることが来年、良い花を咲かせることにつながります。緩効性の化成肥料を今月に1度施し、1カ月後にもう1度同じものを施しましょう。夏は、頻繁に水やりをしますので、株の周りにばらまいておけばいいでしょう。 苗作りをしている菊は梅雨明け前に、花壇に定植します。 すでに花を咲かせているサルビア、ベゴニア、コスモスは、草姿が乱れてきた頃、半分ぐらいに切り戻して、秋の開花を待ちましょう。四季の花づくりハボタン、パンジーも種まきで 白子町耕友会は5月30日、白子町立関保育所園児19人を招待し、落花生「おおまさり」の種蒔きをしました。農業の大切さを知ってもらうことが目的で毎年行っています。今年は面積を広げました。 園児たちは会員に教わりながら、マルチの穴の中に手を泥だらけにしながら1粒ずつ丁寧に種を押し込み、蒔き終えると「いっぱい出来るといいなあ」と話していました。 田辺正明会長は園児たちに「秋には収穫ができます。楽しみにしていてください」と話しました。 秋の収穫には親子を招待する予定です。 耕友会は白子町内の17農家の経営主で構成しています。園児たちが落花生種蒔き JA長生は5月23・24 日と27?29日の5日間、連続職場離脱対象の職員が農家研修を行いました。 この研修は、連続職場離脱の一環として、農業経験の少ない職員が多いため、JAの基礎となる農業体験を行う事で、より深く農業を理解し、組合員との繋がりが生まれることを目的として昨年から行っています。 今回は2名の職員が、白子町の組合員篠崎義則さん宅で指導を受けました。タマネギの収穫やトマトの芽かきなどの体験をし、額に汗をかきながら作業をしていました。2名の職員は「今まで経験したことがない作業ばかりで、とても新鮮でした。よい経験になりました。機会があればまた行きたいです」と話しました。職員農業体験タマネギの収穫をする職員丁寧に落花生の種蒔きをする園児