JA長生「ちょうせい」vol.449

JA長生「ちょうせい」vol.449 page 6/16

電子ブックを開く

このページは JA長生「ちょうせい」vol.449 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

6ちょうせいC H O S E I - v o l .449営農新着便年間二本価格体系の中で、秋肥(平成25年6月?10月)の価格交渉が終わり、価格が決定いたしました。結論から言うと、残念ながら前期対比での値上げが仕入れベースで6月より実施される結果となりました。なお、当組合といたしましては、組合員各位への今回の値上げお知らせ時期の遅れと当該時期の需要品目に対する事前在庫手当てすることを念頭に供給ベースでは7月より値上げすることといたしました。このことに付きまして何卒ご理解賜りますようお願いいたします。なお仕入れ交渉の経過等は以下の通りです。交渉をめぐる情勢1円安により窒素質原料のナフサアンモニアや重油・包装資材費の値上がり、又東京電力に続き電力各社が大幅な値上げの発表、設備の老朽化による修繕費や環境対策費等の負担増によるコストの転嫁、2原料については尿素・リン安の国際市況の上昇、加里については需要が急速に回復しているため山元側は、すでに価格引け上げの主張、3海上運賃は、原油価格の高値推移で船会社のコストに占める燃料費割合がかつてない水準に高まっている、4為替は日銀が市場の予想を上回る金融緩和策を発表して以降一段の円安が進むなどの理由に大幅な値上げを要求するメーカーに対し、系統農協は農家経営は厳しい状況にあることを訴え、強い姿勢で交渉に臨みました。交渉の経過と結果系統農協は、メーカーが主張する原油価格・円安起因のアンモニア等の窒素肥料や、電力・重油・包装資材費・製造諸経費・修繕費・環境対策費などの値上げ要求は、一部否定できない環境にあるものの、上げ幅については極力企業努力で吸収すべきと主張し値上げ幅を抑制しました。海外原料については、円安による影響は避けられないものの、直近の国際市況を最大限反映し、値上げ幅オモダカに優れた効果を発揮するばかりでなく、最近問題となっているクサネムやイボクサ、アオミドロや表層剥離にも高い効果を示しますサ。ンパンチ1キロ粒剤は、移植後15日から、収穫60日前まで使用できます。各雑草の使用時期は、ノビエ……………3.5葉期までコウキヤガラ……30cmまでクログワイ………30cmまでオモダカ…矢じり葉3葉期までとなっております。上手な使い方としては1たっぷりの湛水状態(5cm以上)で散布してください。2出来るだけ長く湛水状態を保ってください。3散布後7日間は湛水状態を保ち、落水やかけ流しはしないでください。お問い合せは、営農経済センター・指導経済課までお願いいたします。を抑制しました。以上の経過により前述のとおり高度化成一般では前期(24年春肥)対比4.6%強(概算致)の値上げをせざるを得ない状況となってしまいました。今後、主原料を輸入に依存する国内肥料価格は、為替の影響を受けやすく将来的にも海外肥料原価の上昇基調が続くと予想されるため、系統農協の取り組みとして施肥コスト抑制銘柄・省力型施肥技術・土壌分析診断等の技術普及、拡大を目指していきます。組合員各位には、農産物価格が低迷する中、大変申し訳ありませんが、以上御理解賜り、当面必要な肥料については早期にご手配くださいますようお願い申し上げます。一発除草剤散布後のとりこぼし雑草対策(コウキヤガラ・クログワイ等にお困りのほ場)には、中期除草剤「サンパンチ1キロ粒剤」をお勧めします。サンパンチ1キロ粒剤にはノビエに有効なクリンチャーを含む4つの成分が配合されており、防除が難しいコウキヤガラやクログワイ、肥料価格を7月より値上げします。とりこぼし雑草対策