JA長生「ちょうせい」vol.449

JA長生「ちょうせい」vol.449 page 5/16

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概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

5 C H O S E I - v o l .449ちょうせい●カキノヘタムシガ幼虫は1cm弱・暗褐色のイモムシで、柿のヘタや果梗から食入して果実を食い荒らします。幼虫期間は30日程あり、4?5個の果実を食害するので、多発すると甚大な被害をもたらします。5月上中旬、越冬世代の成虫が結果枝の芽の近くに卵を産みつけます。卵は9日程度で孵化し、幼虫は初めに芽を、後に果実を加害します。防除は、6月上中旬にロディー水和剤等を散布します。さらに7?10日後に追加防除を行うと効果的です。冬季には、粗皮削りをして越冬虫の密度を下げましょう。●落葉病(らくようびょう)葉に出る病気で、葉脈に囲まれた角ばった病斑の角斑(かくはん)落葉病と、円形で周囲が黒紫色の病斑ができる円星(まるほし)落葉病の二つがあります。角斑落葉病は7月頃から、円星落葉病は9月頃から発病し、果実の着色前に激しく落葉すると、果実の肥大や品質が悪化します。共に感染から発病までの潜伏期間が長いため(角斑落葉病で30日程、円星落葉病で90?120日)、発病してからの薬剤散布は全く効果がありません。よって感染時期である5月下旬?7月中旬に定期的な防除を行います。また、前年の被害落葉が伝染源となるので、秋に落葉の処分を徹底して行いましょう。はたけの話「柿の病害虫防除」ネギ農家の高齢化や担い手不足に伴う生産者の減少、ネギの作付面積の減少、産地としての質・量の低下がみられます。葉タバコ廃業農家中心に加工用農産物業技術を共有することにより、産地の活性化に繋げたいため寒玉キャベツの栽培を始めて3年目になりました。今年産は、例年にない寒さでしたが、昨年より2週間ほど早い5月2日に初出荷となりました。2名の生産者が37ケース出荷しました。今年は栽培面積も増えました。今後は、品種試験を取り入れ販売量の確保を図り有利販売に繋げていきたいと考えています。寒玉キャベツの生産者を募集しています。10a以上作付可能で、本納支所まで出荷出来る方。6、7月頃に栽培講習会を予定しています。興味のある方はご参加ください。お問い合せ:本納営農経済センター℡34―2233寒玉キャベツ出荷始まる担い手通信円星落葉病角斑落葉病5月2日の初出荷4月25日に行われた査定会