JA長生「ちょうせい」vol.446

JA長生「ちょうせい」vol.446 page 7/16

電子ブックを開く

このページは JA長生「ちょうせい」vol.446 の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

今回はジャガイモの栽培ポイントについて紹介します。■品種についてワセシロ、メークイン、男爵など。ワセシロはチップスやサラダ向き、メークインは肉じゃがやカレー等の煮込み向き、男爵はコロッケ向きなど料理に合わせた品種選びも楽しいものです。■浴光催芽について低温下で貯蔵されていた種イモはすぐに芽が出てこないことがあります。植え付け前に1ヶ月くらい光を当てて出芽促進と芽の充実を図ります。■種イモの切断種イモを一片30g程度に芽を付けて切断します。4、5日暖かい場所に置き(ただし直射日光に当てない)、切り口を乾かします。■植え付け準備なるべく排水の良いほ場を選びます。植え付け前に10アール当たり堆肥を1t、基肥は成分で窒素15kg、リン酸15kg、加里15kg施用します。追肥は行いません。また、土壌がアルカリ性になっていると「そうか病」が発生しやすいので、石灰資材を投入する際には事前に土壌pHの確認をしておきましょう。■植え付けマルチ栽培は3月上旬、露地栽培は3月中旬を植え付け時期の目安とします。畝間70?90cm、株間25?30cm。この時株間を広く取り過ぎると中心空洞(中にスが入り、黒くなる。男爵は特に出やすい)が発生しやすいので注意。■疫病に注意ジャガイモの大敵は疫病です。疫病は降雨により広がりますので、5月上旬頃から定期的に薬剤を散布し予防に努めます。■収穫6月頃から、なるべく畑が乾いている日に掘り取ります。収穫後は風通しの良い冷暗所で保管します。はたけの話ジャガイモの栽培について営農新着便水稲農薬の初期除草剤の登録内容が昨年8月より変更になりました。使用時期が「植代時?移植4日前まで」とされていましたが「植代時?移植7日前まで」となります。水稲除草剤であるプレチラクロールについて、環境省が水産動植物の被害防止に係わる農薬登録保留基準値の案を示しこれが了承されました。その際に全国で実施された水質検査の結果を精査したところ、局地的にではあるが水産基準値案を上回る濃度の農薬成分が検出された事例がある事が明らかとなりました。原因としては当該農薬の普及率が特に高い地域であったこと、水稲の移植前に使用された農薬が止水期間が遵守されなかったために水田から流出したこと等が推察されています。よって農薬における止水期間の遵守、水質保全について改めて徹底されました。自宅で保管されている水稲初期除草剤についても農薬のラベルにおいて使用時期が「植代時?移植4日前まで」とされているものでもあっても使用時期は「植代時?移植7日前まで」として使用ください。使用法を誤りますと、農薬取締法違反(使用基の逸脱)になるので必ず注意してください。春肥料・水稲農薬ガイドブックにもお知らせしておりますが、今後配送時、窓口販売等にもチラシを配布いたしますのでご協力お願いいたします。水田において使用される農薬における止水期間の遵守の徹底について《重要》7 C H O S E I - v o l .446ちょうせい