JA長生「ちょうせい」vol.446

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概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

みみよりあぐり情報農業に従事される皆さまに知っておいていただきたい情報。長生農業事務所改良普及課インフォメーションおいしいお米今年も育苗の季節がきてしまった?でも去年は細菌病が出て捨てたんだよな?どうしよう?今日もそんな天気ですね。ハウス内の土の温度を測ってみましょう。薬はカスミンやフタバロンなどに予防効果があり、エコホープなどの生物農薬も効果があると言われています。そうです!細菌が発生する床土の温度は、温度計を挿して測らないとわかりません!「適切な温度管理」と「正しい薬剤の使用」で病気を防ぎ、健苗育成に努めましょう!今年は健康な苗を作ります!あれっ気温よりもずっと高い?え?でも暑くしないと苗育たないし…。そもそももみ枯細菌病って何?もみ枯細菌病はカビではありません。カビは急激な温度変化・乾湿の繰り返しで発生し、治療薬があります。細菌は30℃以上の高温で多発し、発生したところは薬で治りません。ひどければ捨てるしかないの!去年は気温が低くても日照時間が長い日が多かったのです。その結果、床土の温度が熱くなっていたのでしょう・・・。寒いと閉め切ってしまい、換気もよくなかったでしょう・・・。30℃以上がダメ!?暖かい方がよさそうなのに・・・。でも先生、去年の春は寒い日が多かったです!ぽちさんどうしました?あっ、くま先生助けて!去年の春は苗がもみ枯細菌病にやられたんです。もみ枯細菌病ですね!湿度が高くて温度管理が悪いとよく出る病気です。出るとつける薬がないから予防に努めるしかないんですよ。カビとは違うの??ええ?!くまとぽちの稲づくり1細菌病を防ぐにはぽちは長生地域の水稲農家。しかし去年はもみ枯細菌病で苗が枯れてしまい、たくさんの苗を捨てることになりました。くま先生は稲作の研究をしている稲博士です。ぽちは、今年の育苗管理をどうしたらよいのか、くま先生に相談することにしました…。もみ枯細菌病って何?マンガで対策紹介します。6ちょうせいC H O S E I - v o l .446葉の根元の白化に注意