ja_201212

JA長生「ちょうせい」vol.443 page 8/16

電子ブックを開く

このページは ja_201212 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

みんなの広場なんでも掲示板女性部NOW手芸教室に参加して第7回講座は「繭から作るランプシェード」という手芸教室でした。講座の最初は、JA全農ちばシルクセンター長の岩瀬智彦氏の蚕と繭の話から始まりました。クイズを交えながらのユーモアのある話し方で、大変楽しく聴くことができました。昭和30年頃にはたくさんあった養蚕農家も、今ではだいぶ少なくなり、茂原でもたった1軒しかない事や、小さな一個の繭から採れる糸の長さは、1500mもある事などを知りました。クイズの正解者には、袋に入った天然繭玉も配られ、みんな大いに盛り上がりました。お話の後は、いよいよランプシェード作りです。事前に用意する物として押し花か生花を持って来るよう言われていました。今まで見た事も体験した事もないランプシェード作りには、どんな物ができるのだろうかと、ワクワクして臨みました。まず、繭が入った桶が配られました。湯に浸してある繭を小さな竹のほうきで突いて糸を引き出していきます。何本もの糸をあんどんワクにからめていくと、白く薄い和紙を張ったようになり、そこに各自持参した押し花や野の草花をはさみ、さらに糸をからめていくときれいな模様の絹糸で織ったランプシェードが出来上がりました。仕上げに講師の先生が、豆電球を取り付けてくださりあんどんに灯をともすと絹糸の光沢と草花の模様が幻想的に浮かびあがり、その美しさに感激してしまいました。講師の先生から絹糸の中に織り込まれた花の色は、あせにくいと説明がありました。日本古来の絹糸の素晴らしさを改めて見直し、数少ない養蚕農家も絶やさず続けてほしいと思いました。心がほっと和らいだ今日の講座でした。文:本納支部見本をみせる岩瀬智彦先生8ちょうせいC H O S E I - v o l .443JA長生女性部は10月11日本所会議室で、長生きの会の協力で「ミニデイサービス」を行いました。利用者は健康に関する話を聞いたり、体操をしたり民謡教室をしました。民謡教室では、浅野先生を迎え手拍子をしながらいっしょに歌ったり、「炭坑節」の歌に合わせて踊りました。昼食とおやつは女性部の手作りをおいしく食べました。利用者は「とても楽しかった。来て良かったです」と話していました。ミニデイサービス