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JA長生「ちょうせい」vol.443 page 7/16

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概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

7 C H O S E I - v o l .443ちょうせい日本伝統の草花、ハボタンやフクジュソウが、これから定植時期になります。床の間の風情を詠んだと思われる、「梅と挿されて葉牡丹(はぼたん)低しおのずから」(温亭)の句があるように、ハボタンは日本の家屋内外のたたずまいを彩ってくれる風雅があります。が、元はヨーロッパ原産のキャベツの仲間のケールとされています。色づきや姿が日本人に合っていたのか、400年以上前に渡来してから、改良に改良が加えられて、いかにも和風を醸し出す多くの品種が作り出されました。ハボタンは気温が下がり、寒くなってくると色づき始めます。このころからが定植時期です。秋、涼しくなってくると、株が急に大きくなり始めますが、色づくまでは、下葉をかき、風通しを良くしてやりながら、その時期を待ちます。定植場所には肥料を入れません。一般的に、花を咲かす宿根草は秋早く植え付けますが、フクジュソウは秋の終わりから冬に植え付けます。しかも花の時期でも平気です。2月くらいまで大丈夫です。寒さには強く、暑さには弱いのですが、花の後から葉が枯れるまでの生育期間には、十分な日光が必要ですので、植え付け場所は落葉樹の樹幹下が選ばれるのです。ここなら、冬から春まで日光が当たり夏が近づくとともに上方の落葉樹の葉が茂ってきて、涼しい日陰をつくってくれます。植え付け場所には腐葉土を多く施しておきます。植え遅れたり植え忘れたりした球根もまだ植えられます。少し浅めに植え、落ち葉やわらでマルチしておきます。地上部がほとんど生育を止めたり、球根類のように地上に姿を見せていなかったりする草花も、根は活動していますので、水やりを忘れないようにしましょう。特に、防寒してある下は雨が掛かりにくいので留意します。四季の花づくり早川京子日本風情を醸し出すクイズまちがいさがし正解者の中から10名様に、JA長生青年部の提供で「本納いちご」をプレゼントします。■応募方法ハガキに、答え、住所、氏名、年齢、電話番号、職業をご記入のうえ、「ちょうせい」12月号でいちばん良かったと思う記事名と本誌に対するご意見・ご要望などを書いて、〒297‐8577茂原市高師1153JA長生企画部企画課「クイズ係」までお寄せください。※締め切りは、平成24年12月28日?消印まで有効です。「本納いちご」プレゼント答え合わせと当選者発表10月号の答えオミナエシ10月号の答えは「オミナエシ」で、84名の方が正解でした。抽選の結果「長生トマト」は次の方々に当たりました。(敬称略)一宮鵜澤悦子睦沢市原きみ長生木島幹夫白子吉野君枝長柄髙橋美代子、伊藤幸一長南道脇美智子、大木真理子本納尾尻寿江茂原皆川智恵子出題・イラスト:酒井栄子■右のイラストには左のイラストと違う部分が5カ所あります。間違っている部分を左の枠内の数字で探しましょう。