JA長生「ちょうせい」vol.443 page 16/16

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概要：
JA長生の広報誌「ちょうせい」

免疫力を高めてがん予防にも効果自然薯精がつく物の代表格として古くから珍重されてきた自然薯。かつては文字通り山に自生する貴重な植物だったため一般には馴染みのない食材でしたが、最近では栽培技術も発達し、だいぶ身近な存在になりました。さて、その効能ですが、古くからの伝承は決してダテではありません。たとえば、必須アミノ酸であるアルギニンを多く含み、滋養強壮効果に優れるほか、デンプン分解酵素のアミラーゼが消化を助け、胃腸の働きを活発にしてくれるといった作用も。胃腸が丈夫になれば食も進み、摂取した栄養を十二分に活用することができます。この点もまた健康によい食品とされる理由のひとつでしょう。ほかにも、あの粘り気の元であるムチンは胃粘膜を保護する効果で知られ、さらに血糖値やコレステロール値の上昇を抑えるなど生活習慣病の予防にも一役買います。とかく暴飲暴食に走りがちになるこのシーズン。自然薯パワーを上手に取り入れてしっかりと健康維持を。おいしく食べよう!ながいきレシピ自然薯のコロッケ材料（4人分）自然薯…400g（正味）、玉ねぎ…?個（1 0 0 g）、ベーコン…5枚、生シイタケ…4枚、コーン（缶）…50g、A（コムギ粉…適量、溶き卵…適量、パン粉…適量）、パセリ…少々、サラダ油・塩・コショウ・コムギ粉・揚げ油作り方1自然薯は皮をむき3cm厚さに切り、柔らかくなるまで15分ほどゆで、湯を捨てて中火にかけて水けをとばし、フォークなどでつぶす。2玉ねぎ・ベーコン・シイタケは粗みじん切りにする。3フライパンにサラダ油大さじ?を熱し、玉ねぎ・ベーコンをいためしんなりしたらシイタケ・コーンを加えていため、塩・コショウ各少々、コムギ粉小さじ1をふってよくいため、1に混ぜて冷ます。4 3を8等分して俵型にし、Aを順につけ、170℃に熱した油でからりと揚げ、器に盛ってパセリを添える。お好み焼きはもちもち感とシャキシャキ感がいいです。石渡久枝さんコロッケは、ほくほくしておいしいです。田邉好枝さんながいき野菜のお好み焼き材料（4人分）ながいきねぎ…３束、自然薯…350g、米粉…200g、卵…2個、レンコン…適量、干しエビ…10g、トマト…適量、白菜…適量、サラダ油・削り節・ポン酢作り方1ながいきねぎは2束を3cm長さに切り、1束は小口切りにし、白菜は千切り･トマトは粗みじん切り･レンコンは薄切りし粗みじん切りにする。2自然薯は皮をむいてすりおろす。3ボウルに米粉、卵を入れて混ぜ、2の自然薯･1の白菜･トマト･レンコンと干しエビ･水?カップを加えてなめらかになるまで混ぜる。水の量は生地のかたさを見ながら加減する。4 3に3cm長さに切ったながいきねぎを加えてさっくりと混ぜる。5フライパンまたはホットプレートを熱してサラダ油適量をひき、4の?量を円く広げ、両面をふんわり焼く。6 5を器に盛り、1の小口切りにしたながいきねぎを上にのせ、削り節少々ものせて、ポン酢適量をかける。メモ:好みでレンコンをすりおろしてもよい。トマトはかざりつけてもよい。調理（JA長生女性部白子支部の方々）■発行日／平成24年12月1日■発行者／長生農業協同組合〒297‐8577千葉県茂原市高師1153℡0475（24）5111■企画・編集／JA長生企画部企画課■印刷／株式会社マックス