JA長生「ちょうせい」vol.437

JA長生「ちょうせい」vol.437 page 5/16

電子ブックを開く

このページは JA長生「ちょうせい」vol.437 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

トマト黄化葉巻病は、タバココナジラミという1mm程度の小さな害虫が媒介するウイルス病で、大玉トマトの他、ミニトマトや中玉トマトにも感染します。ウイルスを保有したタバココナジラミがトマトの株を吸汁することで感染が広がっていきます。感染すると生長点付近の葉が黄化し、萎縮します。生長点の伸長は完全にストップし、脇芽を伸ばしても同様の症状が現れるため、以降の収穫は期待できません。◆対策1コナジラミをハウスへ入れないハウス栽培の場合は、0.4mm目ネットを展張し、コナジラミを侵入させないことが最も重要です。特に育苗期間のネットは必須です。2畑の雑草防除コナジラミにとって雑草は恰好のすみかとなります。トマトを栽培している周囲の除草を確実に行い、コナジラミの増殖場所をなくしましょう。3感染した株はすみやかに抜き、除去する。一度感染した株は復活しないため、発見次第すみやかに抜き取り、ほ場外へ出します。このときそのまま外へ放置せず、袋に入れて蒸し込む、積んだあと古ビニールをかぶせる等の処理を行いましょう。4コナジラミの防除薬剤防除により、コナジラミの増殖を抑えましょう。(薬剤例)スタークル顆粒水溶剤(2000?3000倍)、ベストガード水溶剤(1000?2000倍)。●トマト産地では非常に問題となっている病気ですので、家庭菜園等でトマトを栽培する場合は感染源とならないよう十分注意してください。近くにトマトのハウスがある場合はトマト以外の品目を作るなど、地域のご理解、ご協力をお願いいたします。はたけの話トマト黄化葉巻病に注意!営農新着便農業で使用し不用になった資材等は産業廃棄物として、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき適正に回収し、生活環境の保全と公衆衛生の向上を図ることが義務付けられています。当JAでは、環境にやさしい農業へ向けての取組みとして不用水稲育苗箱の無料回収を行います。ご利用を希望される方は左記の期日までお申込並びに搬入をお願いいたします。■お申込期限及び搬入場所●お申込先:各営農経済センター、各支所(長柄・西・鶴枝支所は除く)●お申込期限:平成24年7月6日?●一斉搬入日:平成24年7月13日?午前9時?午後4時まで各営農経済センター、各支所(長柄・西・鶴枝支所は除く)●土、日搬入日:平成24年7月14日?、15日?午前9時?午前11時まで(一宮・白子・長南・本納・茂原の各営農経済センターに限ります。)■搬入方法及び注意点1きれいにして10枚で1束、ビニールひもで2ヶ所俵がけをしてください。(麻ひも、針金は使用しないでください)2付着した泥は落としてください。3枯葉、枯れ草の混入している場合は取り除いてください。水稲育苗箱搬入依頼書は、各営農経済センター、各支所に置いてあります。ご不明な点は、各営農経済センターまたは、各支所へお問い合せください。不用水稲育苗箱回収のお知らせ5 C H O S E I - v o l .437ちょうせいこの写真のように束ねてください。