JA長生「ちょうせい」vol.437

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概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

とれたてニュース加工・業務用寒玉キャベツ圃場巡回出荷規格を説明する関係者現品査定をする生産者JA長生本納支所は4月17日、加工・業務用寒玉キャベツの全戸圃場巡回をしました。生産者、農業事務所、JA全農ちば、JA職員などが巡回に立ち会いました。管内では、昨年から加工・業務用寒玉キャベツの栽培が始まり、今年はタバコ栽培から切り替えた生産者も加わり8人になりました。タバコ栽培で使用していたポットや移植機などを再利用して栽培を始めています。各圃場の生育状況や、病害虫の被害状況などを確認しました。「今年は低温で日照が少ないので生育が昨年に比べてやや遅れている。病害虫の被害は少なかった。5月中旬に初出荷になりそうだ」と関係者は話しました。加工・業務用寒玉キャベツ査定会加工・業務用寒玉キャベツの本格出荷を前に、JA長生本納支所は5月8日、本納支所で査定会を開きました。生産者や農業事務所、JA全農ちばなどが出席しました。現在の生育状況は、1週間ほど遅れているが、病害虫も少なく形状や色沢も良好。査定会では、キャベツの情勢や現品査定などを行いました。今年から栽培を始めた生産者もいるため、選別の仕方やコンテナの詰め方などを関係者がくわしく説明しました。加工・業務用寒玉キャベツは6月末までに、5千ケース(1ケース10kg)の出荷を予定しています。ながいき葉玉葱出荷反省会及びながいき玉葱査定会白子町玉葱出荷組合と長生村露地野菜出荷組合玉葱部会は4月23日、JA長生白子支所で「ながいき葉玉葱出荷反省会」及び「ながいき玉葱査定会」を開催しました。組合員、行政、市場関係者、JA全農ちば、JA役職員など40人が出席しました。三橋要一郎白子町玉葱組合長は「葉玉ねぎは、今年に入って低温、乾燥により栽培環境が厳しかったが、昨年より出荷量が多かった。今後、消費者のニーズに合わせ規格を検討していく。タマネギは、乾燥や寒波の影響で例年より1週間ほど生育が遅れているようだ。病害虫の被害は少ない。みんなで小さな産地を守っていこう」とあいさつしました。組合は、販売面で他方面のメディアへの露出や販売キャンペーンの効果により、県内外において「長生たまねぎ」の認知度が高まっているが、単価に反映しているとは言えない状況です。このような情勢の中で、多様性を持つことでそれぞれのメリットを活かした販売形態を確立し、みんなで協力し合い、販売力促進に向けて安心・安全の信用を高め、今後の管理と適期防除を行い、選別・風乾・品質保持・計画出荷による有利販売に取組むことを再確認しました。10ちょうせいC H O S E I - v o l .437圃場巡回をする関係者