JA長生「ちょうせい」vol.434

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概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

幅広い用途のスタミナ野菜葉にんにく「葉にんにく」は「にんにくの芽」とは品種が違い、成長過程のにんにくの葉。やがて、白い部分が大きくなり“にんにく”になります。中華料理には欠かせない野菜で、日本では沖縄と四国でよく食べられています。白い部分はネギの辛みとにんにくの香りがあり、緑の部分は辛みも少なくネギと同じように用います。にんにくは、古代エジプト時代から強壮剤にも用いられていたほど歴史が古く栄養満点な食材。カルシウム、ビタミン、鉄分が豊富でアリシンの薬効も認められています。このアリシンは、殺菌・抗菌作用に優れる成分で、1 0万倍に薄めた液でも、コレラ菌、チフス菌、赤痢菌などに強い抗菌力を示すほど。そのうえ疲れやすい体に不足しがちなビタミンB1の吸収を助け、エネルギー吸収にも役立ってくれます。空気が乾燥するうえ寒暖の差が激しく、体の抵抗力が低下しがちな今の季節、おいしい「葉にんにく」を上手にお料理に取り入れて、風邪予防やスタミナアップに、ぜひお役立てください。おいしく食べよう!ながいきレシピ葉にんにく子材料(4人分)葉にんにく…一束(200g)、豚ひき肉…200g、キャベツ…200g(キャベツのかわりに白菜でもOK)、ショウガ…ひとかけ、B下味(日本酒…大さじ1、醤油…大さじ1?、ゴマ油…大さじ1?、塩…少々、砂糖…大さじ1?)、餃子の皮、ゴマ油…適量作り方1葉にんにくをきざむ。キャベツ、ショウガはみじん切りにする。2ボールに豚ひき肉と1、Bを入れよく混ぜ合わせる。3上記の材料を餃子の皮に包む。4フライパンにサラダ油をひき餃子を並べて中火で焼く。5餃子が?浸かるぐらいまで水を入れ、フタをして中火で3分ぐらい蒸し焼きにする。5フタをとり水分を飛ばし、ゴマ油を適量回しかける。餃子に葉にんにくを使えば、ニラとにんにくを使わなくて済むからいいですよ。二品ともおいしいのでぜひ作ってみて下さい。内山光子さん葉にんにくキムチ材料(4人分)葉にんにく…二束(400g)、リンゴ…?(すりおろす)、キムチの素…適量、一味唐辛子…適量作り方1葉にんにくの白い部分を漬け込みやすいように縦に切る。塩を全体に振り掛けて、重しをして一晩漬ける。2すりおろしたリンゴとキムチの素を、一晩漬けた葉にんにく全体に、馴染む様に漬ける。(重しはしない)一日目は、辛さが多少ある。個人差ですが、二日目くらいが、食べ頃。※いろいろな用途に使える。例えば…鶏の皮炒め、キムチ鍋、モツ鍋、もつ炒め、刻んでキムチチャーハンなど調理(葉にんにく生産者・レシピ考案者)■発行日/平成24年3月1日■発行者/長生農業協同組合〒297‐8577千葉県茂原市高師1153℡0475(24)5111■企画・編集/JA長生企画部企画課■印刷/株式会社マックス