JA長生「ちょうせい」vol.433

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概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

みみよりあぐり情報営農新着便農業に従事される皆さまに知っておいていただきたい情報。長生農業事務所地域振興部改良普及課インフォメーション66月の第3日曜日は父の日です。もともと父の日の花は、バラとされていますが、イメージカラーとして黄色が用いられることが多いので、黄色の代表的な花である「ヒマワリ」も多く贈られるようになってきました。「父の日に感謝を込めてヒマワリを」のキャッチフレーズでチャレンジしてみませんか。■品種の選択サンリッチシリーズが中心です。この時期の栽培は丈が伸びやすいため50日タイプが良いでしょう。また最近、花が上向きでアレンジメントにも向くビンセントシリーズも出てきました。■圃場の準備土質はあまり選びませんが、排水の悪い場所は栽培に適しません。また良い切り花を得るには水分を控える必要性があり、高畝が適しています。また基肥はほとんど必要なく、完熟堆肥を1aあたり200?300kg施す程度とします。ネットは、一段用意しておきます。■播種および栽培管理播種適期は4月中旬で、基本は直まき栽培です。栽培期間が短いため、一斉に発芽させ、生育を均一にし、製品の歩留まりを上げることが大事です。そのため播種の3?4日前から、十分にかん水しておき、12×12cmに、1 ?2粒播種し、1本に間引きします。発芽適温は25℃で、低温ほど日数を要します。15℃程度だと7?10日かかります。日中は25℃以上にならないよう換気に努め、夜間は13℃を目標にします。本葉4枚以降は徐々にかん水を控え、乾かし気味にします。花茎を細く仕上げ、丈を余分に伸ばさないよう肥料も控えます。追肥は葉色が淡い場合に、下葉を黄化させない程度に液肥等を与えます。病気は、まず換気を徹底し多湿状態を作らないこと、次に黒斑病やうどんこ病等に注意し、薬剤防除をします。害虫は、ヨトウムシ等に注意します。花弁が着色し開き始めたら出荷します。はたけの話ちょうせいC H O S E I - v o l .433父の日のヒマワリに挑戦!殺ダニ剤として使用されておりました「ケルセン」(またはジコホールを含む農薬)につきましては、平成22年3月31日に販売禁止農薬となっております。販売禁止農薬ということは使用禁止農薬ということで、生産者保有のものでも使用できません。使用すれば農薬取締法違反です。しかしながら、平成22年4月及び平成23年9月に一部の都道府県で誤って使用した事例が報告され、この度改めて国よりこの農薬の使用禁止についての周知と適正処理の徹底を指示されたところです。また、ベンゾエピン(別名エンドスルファン)を含む農薬(商品名マリックス等)についても「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」において製造・使用等を原則禁止することが決定したことから、平成23年度末には販売禁止農薬に追加されることが確実な状況から(すでに登録失効、有効期限が終了)、あわせてケルセンと同様の処置を指導されております。つきましては、右記事項ご理解いただきまして、今一度ご自宅の倉庫等を確認いただき当該農薬がありましたら、最寄水稲春農薬は1月下旬から漸次配達いたしております。以下の点にご留意ください。●農薬の配送については、段ボール等に梱包して配送致します。必ず中身を確認の上、「送り状」と「現品」をご確認ください。●段ボール箱数が複数になり、送り状の枚数と異なる場合がありますのでご注意ください。●複数の農薬が混入する配送箱は、赤テープで封してあります。●毒物劇物農薬につきましては、受領印をお願い致します。毒物及び劇物取締法に基づき以下の点にご注意ください。●小児の手の届かない所に保管してください。●直射日光を避けなるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。●毒物・劇物農薬については、盗難防止のため鍵の掛かる農薬保管庫に保管してください。●ご使用に際しては製品に添付されている事項をよくお読みください。その他内容については万全を期しておりますが、品名(規格)数量の相違や品質等お気づきの点がございましたら最寄りのJA営農経済センター、経済センター、支所指導経済課までご連絡ください。りのJA営農経済センター、経済センター、支所指導経済課までお持ちくださいますようお願いいたします。なお、処理に関する費用は一切かかりません。販売禁止農薬(ケルセン、マリックス)の回収について(重要)「春農薬」の扱いについて