JA長生「ちょうせい」vol.432

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概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

謹んで、新年のご挨拶を申し上げます。平素、JAの事業活動につきまして格別なるご理解・ご協力を賜わり、厚くお礼申し上げます。昨年を振り返りますと、3月11日に発生した東日本大震災と原発事故が重く圧し掛かった1年でありました。平成16年のスマトラ島沖地震の記憶もあり、津波の怖さは十分承知していましたが、今回改めてその恐ろしさを認識しました。また、原発事故はわが国のエネルギー政策に一定の修正を迫っています。世界に目を向けると、欧州債務危機が関係国合意の対応策決定後においても深刻さを増しつつあり、金融恐慌の再来を危惧する声も浮上するなど、当面の世界経済にとって最大のリスク要因となっています。日本経済についても、節電目的の家電や地デジ移行に伴う薄型テレビの販売好調などもあり、景気は持ち直しの動きが強まっていましたが、海外経済の減速傾向、さらに過去最高水準の円高などを受けて、景気減速が強まっています。農業を巡る情勢では、政府は昨年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)で日本がTPP交渉にむけて関係国との協議に入る方針を正式に表明しました。今後アメリカとの事前協議では、「農林水産物の重要品目」、「医療、食の安全基準」等、各分野を対象に「障壁」の撤廃に向けた厳しい要求が突きつけられてくるものと思います。TPPは国論を二分し国民生活を大きく左右する問題であり、今後とも様々な団体との広範囲な連携を密にして、交渉参加断固阻止の運動に取り組むとともに、交渉経過を踏まえながら、対応策の検討も進めていきます。JAにおいては、第11次中期経営計画に基づき「地域に愛され・農業を核とした開かれた協同組合」を、あるべきJA長生の姿として、JAの役割に沿った協同組合活動を積極的に展開していきます。また、引き続き経営改善に取り組みながら「学習する職場づくり・自ら行動する職場づくり」をスローガンに役職員のスキルアップに努め、組合員の負託に応えてまいります。昨年度の主要な事業実績は、農畜産物の販売高で47億円、購買品供給高では40億円、貯金残高1,142億円、貸出金190億円、長期共済保有高4,095億円の実績を挙げることができました。これもひとえに組合員、地域皆様のJAに対するご支援の賜物と深甚なる感謝を申し上げます。皆様にとりまして、平成24年が明るく希望に満ちた年でありますよう、ご祈念申しあげ年頭のご挨拶と致します。組合長年頭のご挨拶謹賀新年代表理事組合長宮澤信夫代表理事組合長宮澤信夫専務理事渡邉明常務理事石井利明理事田中正義〃峰島誠〃岡澤宏一〃柳川弘一〃秋葉和夫〃松本勝義〃佐瀬忠男〃石井忠成〃河野豊〃田邉正也〃髙橋啓造〃白木康雄〃渡邉一正〃唐鎌勝久〃松﨑勝〃鈴木日出男〃石渡三千雄〃森川弥寿雄〃板倉昭〃蕨直邦〃愛敬庄栄〃時田正行〃石渡喜八〃鬼島一郎〃吹野美才代表監事坂下正常勤監事植草茂監事御園生武男〃岡田政雄〃市原俊樹員外監事林千佳夫職員一同