JA長生「ちょうせい」vol.431

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概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

みんなの広場なんでも掲示板8ちょうせいC H O S E I - v o l .431この時期、種をまいたり、苗を植え替えたりなど、直接草花に触れる作業はほとんどありませんが、次のシーズンに草花をよく咲かせるための作業があります。宿根草や球根などを植えていない、空いた場所を深く耕す「荒起こし」という作業です。この冬の間にやる荒起こしは、何度も草花を植え付けているうちに、土が空気や水を保持しにくい構造に変わってしまっているものを、ふっくらした構造に戻したり、地中深くに潜んでいる病害虫を日光や寒風にさらして、退治したりする効果があります。良い花を咲かすために、頑張ってくれた土の元気を取り戻すための作業です。植物は栄養や水分を根から吸い上げるのですが、新しい根がその役目を果たします。土が軟らかくて、空気がよく含まれていると、新根が出やすく、伸びやすいものです。普段の植え付け前の準備で耕すときより深く、30?40cmくらい起こしましょう。つらい仕事になりますが、「良い花を咲かすために」と考えて、実行してみてください。面積が広ければ、厳寒期中に、気の向いたときにやりましょう。起こす前に、消石灰をまいておきます。すでに植えてある苗物や球根には、水やりを忘れないようにしましょう。球根は芽が地上部に出ていなくても、根はすでに伸びて、水を求めています。花壇の土の表面が白くなったら、たっぷり水を掛けておきます。日本サクラソウは根が動きだすのが、他の草花より早い時期からになりますので、植え付けてから年数がたつ株は、今月から来月中旬までに株分け、植え替えをします。四季の花づくり早川京子花壇の若返りに荒起こしを佐久間風希さん(関小学校6年)内山梓沙さん(白潟小学校6年)今井萌紅さん(南白亀小学校6年)クラスメイトここは読者のみんなが自分の言いたいこと、見せたいものを発表できる掲示板です。楽しく気軽に参加してください!今月は白子地区の小学生の皆さんに作品を作成していただきました。ここに紹介した作品はその中から選考した優秀作品です。