JA長生「ちょうせい」vol.427

JA長生「ちょうせい」vol.427 page 5/16

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概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

5 C H O S E I - v o l .4 2 7ちょうせいお酢のミラクルパワーを活用しよう!今月の特集があり、魚などの表面のタンパク質を固め煮くずれを防いでくれます。お酢には魚の臭みを消す作用もあるので、生臭さが気になる人にもお勧めです。●煮くずれ防止のポイント魚の煮物の煮汁に水の分量の内、大さじ1?2杯分をお酢に代えます。お酒100cc、お水100ccで煮る場合は、お水を80ccにしてお酢を20cc入れます。■お酢で肉や魚を柔らかくお酢には肉や魚を柔らかくする作用もあります。お酢は短い時間煮るとタンパク質を固めますが、長時間煮込むとタンパク質を分解させる働きもあります。肉や魚をお酢で長時間煮込むと骨まで柔らかくなります。■防腐効果活用法●ご飯を炊くときに少量のお酢を入れると、ご飯が腐りにくくなり、お弁当用のご飯などにも重宝します。お酢を入れる量は、お米2合に対してお酢小さじ1。炊きあがったご飯を食べてもお酢の臭いはしません。●どんな料理でも少量のお酢を入れると防腐作用があります。ハンバーグにも挽肉300gに対して小さじ1のお酢を入れると防腐効果を発揮します。●おにぎりは手に塩を付けることで防腐効果を出すと共におにぎりの味付けにもなっています。更に、おにぎりを握るとき、手にお酢をつけると防腐効果が高まります。■お酢の保存法お酢には殺菌効果があり、お酢そのものが腐ることはあまりありません。しかし、いくら腐敗しにくいお酢といえども口に入れる食品ですので、保存方法には気を遣いたいものです。●お酢100%の時米酢や穀物酢など混ぜ物をしていないお酢だけの場合は冷蔵庫に入れる必要はなく、台所の流し台の下など冷暗所においておくだけでかまいません。●お酢に混ぜものがある時ぽん酢や調味酢などの混ぜ物があるお酢の場合は、お酢の含有量が限られていますので腐敗する可能性があります。保存は冷蔵庫を使いましょう。■お酢の摂り方注意「お酢を飲むタイミング」お酢をドリンクとして飲むときは、食前に飲まず、食事中か食後に飲むようにしましょう。お酢ドリンクを飲むと食欲が増して、余計に食べてしまうこともあるためです。また血糖値をコントロールする目的でお酢を摂取されるときは、食事中にドリンクとして飲むか、酢の物などお酢を含んだ食事を食べるようにしましょう。■お酢の活用・応用編●食器のアク取りお酢にはアクを取る働きがあります。スポンジなどにお酢をつけてこするだけです。アクで黒ずんだ鍋の汚れを取るときは2倍に薄めた酢水を鍋に入れ、約15分煮立たせた後水洗いします。黒ずみもきれいに取れます。●臭いとりお酢には食器や鍋についた臭いをとる効果もあります。100倍程度に薄めた酢水を10分ほど臭いのついた鍋で煮立たせ、水洗いすると臭いが消えてしまいます。●ゆで卵をきれいにゆで卵を作るときに、ゆでる水に少量のお酢を加えると卵の殻がむきやすくなります。卵の殻にひびが入っているときも白身が流れ出にくくなります。JA長生女性部短期大学校第4回講座「酢の講座」が行われました。7月5日にエーコープの酢の製造元である大興産業㈱から岩村惠子講師を招いて、酢を使った料理5品をつくりました。毎年講座を開いて、おいしい酢の料理をおしえていただいています。今回つくった料理の中の2品を、ながいきレシピで紹介しています。来月号の女性部NOWで、講座を受けた感想を紹介します。岩村惠子講師(中央)と短期大学校生