ja_20110

JA長生「ちょうせい」vol.420 page 9/16

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概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

農村の文芸第417回【俳句】【短歌】蕗の薹我もわれもと顔を出し長南山形文一日溜りで茶会の友桜餅白子片岡ひろ耕すや今も昭和の鍬力睦沢加藤秀子メジロたち春の温みを知らせおる茂原中山重平車窓より荒れた白波眺めつつ主人と二人帰路につく白子川村節子※到着順に掲載しています。※作品には必ず仮名をふり、毎月10日必着でお願いいたします。満開や休耕田のあきざくら長生田中節子古代米始めて作る味のよさ主人と二人笑顔喫茂原関谷英子マンダリンのアフタヌンティ味わいて世界に勝る眼下の眺め茂原山田信子柴田トヨの詩集を詠みて涙する熱き心は白寿の巧徳長柄白井花越1 20119 C H O S E I - v o l .4 2 3ちょうせい勢立つ畦火叩くや鎌の先長南吉野正一きよいたあぜび日の風に野草の揺れや春を待つ睦沢篠田とみ海鳴や一瀉千里に胸弾み茂原髙橋良昌いっしゃせんり野に山に芽吹き促す春の雨長南矢代守仙放火魔の時雨るる空に恨めしく一宮横山美惠子蕗の薹味噌和え作るほろ苦さ春を感じる会話も弾む長南鶴岡正純かった。夏休みの練習も残り一週間になり、二人の友達が泳げるようになっていた。一番に泳げるようになろうとがんばっていたのにとイライラがつのった。あきらめたくなかった。しかし、同じクラスの友達や六年生からはげまされ、最後まであきらめないと心にちかった。夏休み練習の最後、苦しかったけど、あきらめずに二十五メートルを泳ぎ切った。今年の水泳で、どんなにつらくても最後まであきらめない。また、その時に友達のはげましがどれだけ力になるかがわかった。これからは何事も常に目標を持ち、決してあきらめず、友達がくじけそうになったらはげますことができるような自分になりたい。将来の夢長柄小学校6年渡邉大智ぼくの将来の夢は、ブルートレインの客車と食堂車と電源車をジェイアール東日本から買い取って、家の代わりにそれに住む事です。ブルートレインとは、ベッドの付いているしん台車を青くぬった列車です。食堂になっている食堂車も連結されています。電源車は、ディーゼル発電機を二個積んでいて、全部の客車の電気を作っています。それは、だいたい先頭か、一番後ろに連結されています。ブルートレインは、最近は、青森や北海道に向かって行くのがほとんどです。しん台車は、新幹線の開通にともなって、毎年どんどん数が少なくなってきています。ぼくが、それに住みたい理由は、列車が大好きだからです。ベッドにねていると本当に走っている列車に、乗っているみたいに感じるし、食堂車を買えば、キッチンが付いているのでご飯も作れるから、良いなと思うからです。でも輸送費と土地と車両費を合わせるとふつうの家を建てるより、こっちの方がたぶんお金がかかると思います。そして、もしかすると、ブルートレインはあと五年ぐらいで全廃されてしまうかもしれません。自分が大人になる前にほかの人に買われてしまうかもしれません。だから、いろいろな人に多く乗ってもらい、自分が大人になるまで走っていてほしいです。そうしたらお金をためて、買って住んでみたいなと思います。これが、僕の夢です。伊達直人日本国民感謝の意茂原大塚典枝タイガーマスク