JA長生「ちょうせい」vol.420

JA長生「ちょうせい」vol.420 page 9/16

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概要:
JA長生の広報誌「ちょうせい」

1 2011いい友達瑞沢小学校五年渡邉公介農村の文芸第414回9【俳句】【短歌】九十九里砂浜かける波の花茂原中山重平刻む手に香り残して柚子なます一宮横山美惠子鍬に憩う独り暮秋の風を聴く睦沢加藤秀子喜多方や歴史に残る蔵のまち本納髙橋良昌冬ばらの二輪小窓に影ゆらす睦沢篠田とみいぬふぐり道一杯に広ごりて長生田中節子山燃ゆる富士に綿帽子バスの旅白子片岡ひろ冬眠を忘れて熊も初日の出長南山形文一離れても心をつなぐ土産物茂原大塚典枝新年に家族でカルタ目出たいな我も我もと目くじら立てて本納関谷英子何となくせはしさつのる年の瀬は落葉たきたき早日も暮れる白子松本とし子凛として神呼びおろし寒川の穏やかな日日続けと祈らん長生鈴木綾子正月や年々減るお年玉嬉しくもあり悲しくも有り白子川村節子無理利かぬ齢となりて去年今年長南矢代守仙※到着順に掲載しています。※作品には必ず仮名をふり、毎月十日必着でお願いいたします。朝の四時半、ぼくは、がまんできずに起きてしまった。午前中の授業がやっと終わり、いよいよ出発だ。「ドキドキ、ワクワク」なんか不思議な気分になった。最初の竹炭づくりの体験では、みかんとゆずとバナナをカンに入れた。どんな炭が出来るか楽しみだった。一宮少年自然の家に着いて、開講式が終わり、部屋に入った時、ぼくは、『四日間よろしく』という気持ちでいっぱいになった。おいしい夕食を食べ、フリータイムは広い体育館で友達と楽しく過ごした。二日目の昼食は、バーベキューだった。とてもおいしかったが、そのころから頭がいたくなってきた。熱をはかったら、三十八度五分のすごい熱だった。そして帰ることになった。夕方お母さんがむかえにきてくれたが、なみだが止まらなかった。二日目みんなと泊まれなくてとても残念な気持ちになった。しかし友達が「また明日来いよ。」と言ってくれてすごくうれしかった。医者に行って薬をもらったら熱が三十六度二分に下がったので明日は、行けるなと思った。三日目は、お昼すぎに学校に行くことができた。みんなが「だいじょうぶか」と言ってくれて、とてもうれしかった。陶芸教室では、コップを作り、夜は、キャンプファイヤーをやりグループごとのスタンツは、みんなからほめられた。そして最後の夜は、消とう時間をすぎても、みんなねむれない。ぼくたちは、先生からずいぶん注意されたけど、そういうこと一つ一つがよい思いでになるだろう。そしてこれからの学校生活にいかせたらいいと思う。達は夏の大会で優勝するための準備はして来たのだろうか。他校の成長など頭のかたすみにもなかった。自分たちが一番つらい練習をこなしていると勝手に思いこんでいた。その時点ですでに負けていたのかもしれない。今回は、負けてくやしい思いをしたけれど、色々なことに気づかされた。今ではこの負けは、無だではなかったと思う。この悔しさをばねに、私達も成長していきたい。練習はうそをつかない。努力を自信に変えて、次の大会にいどみたいと思う。勝利の歓声が今でも頭に残る。ちょうせいC H O S E I - v o l .4 2 0泥の手を濯ぐ泥水蓮根掘り長南吉野正一はすねぽつくりのかすかな響き訪ぬれば稚子らの宮詣げに久しかり長柄白井徳郎みやで年新た気持も新たと意気込んでこの一年の幸を祈りぬ茂原大塚幸子ひととせ早や師走好む数の子宅配で気配り娘われ幸かみしめて茂原山田信子こ成式を向える孫の雄雄しさに幼き頃の姿想いて白子萬﨑智津子せいしきおお